その中でも、表向きに成功と言えるのがiPhoneアプリ事業で、今のところ右肩成長を続けています。特に好調なのが電子コミックです。2010年は電子書籍元年と言われましたが、そのタイミングでスマートフォン向け電子書籍ビジネスを立ち上げた中では成功している方に入ると思います。
具体的に見てみましょう。
AppStoreのランキングは「有料ランキング」「無料ランキング」「セールスランキング」に分かれます。有料ランキングと無料ランキングは売上に関係なく、そのアプリがダウンロードされた「本数」のランキングです。対して、セールスランキングとはそのアプリが売り上げている「金額」のランキングで、
ビジネスの規模をはかる上ではセールスランキングが参考になります。
ちなみに、セールスランキングは全体ランキングはiPhoneからは確認できますが、カテゴリ別ではなぜかiPhoneからは確認できず、iTunesから確認することになります。
さて、電子書籍カテゴリのセールスランキングを見てみます。
こちらは、最近のランキングです。
次に、この中で弊社リリースのアプリをプロットしてみます。
この時点ではベスト20の中に4つの弊社アプリがランクインしています。
4位 クニミツの政 (App Store)
リリース2011年2月(4か月前)
8位 サイコメトラーEIJI (App Store)
リリース2011年5月(1か月前)
10位 星の瞳のシルエット (App Store)
リリース2011年1月(5か月前)
18位 探偵学園Q (App Store)
リリース2011年3月(3か月前)
ポイントは、半年ほど前にリリースしたアプリでも、未だにランキング上位に位置づけていることです。
さて、このランキングだけ見ても「だから何?」という感じだと思いますが、周りにある他のアプリと比較するともう少し理解が深まると思います。
2位 BOOK☆WALKER (App Store)
角川文庫が進める電子書店型アプリ。涼宮ハルヒシリーズを始めとして、多数の作品を
アプリ上で販売。
7位 少年サンデー (App Store)
サンデーで連載されていた多数の作品を
アプリ上で販売。AppleのCMでも取り上げられた。
11位 マガストア (App Store)
電通社が満を持して展開する書店アプリで、多数の雑誌をアプリ上で販売。
12位 ビューン (App Store)
ソフトバンク社が満を持して展開する書店アプリで、多数の雑誌・新聞をアプリ上で販売。
13位 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (App Store)
言わずと知れたもしドラ。一年以上ラインキング上位に君臨するモンスターアプリ。最近は映画やアニメ化で注目度が依然高い。
14位 地球書店 (App Store)
電子コミック最大手のNTTソルマーレ社が満を持して展開する書店アプリで、多数の作品をアプリ上で販売。
角川文庫が進める電子書店型アプリ。涼宮ハルヒシリーズを始めとして、多数の作品を
アプリ上で販売。
7位 少年サンデー (App Store)
サンデーで連載されていた多数の作品を
アプリ上で販売。AppleのCMでも取り上げられた。
11位 マガストア (App Store)
電通社が満を持して展開する書店アプリで、多数の雑誌をアプリ上で販売。
12位 ビューン (App Store)
ソフトバンク社が満を持して展開する書店アプリで、多数の雑誌・新聞をアプリ上で販売。
13位 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (App Store)
言わずと知れたもしドラ。一年以上ラインキング上位に君臨するモンスターアプリ。最近は映画やアニメ化で注目度が依然高い。
14位 地球書店 (App Store)
電子コミック最大手のNTTソルマーレ社が満を持して展開する書店アプリで、多数の作品をアプリ上で販売。
これら、大手企業が大々的に告知を行い多数の作品を扱うアプリの売上と、弊社が展開しているアプリのそれぞれのタイトルの売上が肩を並べているのです。それも、一瞬ランキング上位に来ているわけではなく、数か月前にリリースしているアプリです。
手前味噌な話はこの辺にして、フロンティアNEXTの電子コミックって何やってるの?ということを次回はご紹介したいと思います。