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ともたちょぶろぐ

ライブ・ミュージカル・舞台鑑賞の感想を自由気ままにマニアックに綴っています

12月1日マチネ、8日マチネ、14日マチネ、15日マチネ、鈴木勝吾さん出演ミュージカル「翼の創世記」を観劇した。
しょーちゃんはライト兄弟の兄ウィルバー役と弟オーヴィル役の二役を演じる。
そして5チームある中の4チームに参加しているので、
出演が毎日だったりチーム違いで1日2公演だったりとスケジュールがとてもハード。
しかも3人芝居なのでほぼ出ずっぱり。
体力面で千穐楽までもつのかなあと言う心配もありつつ観劇に行ったら、
久しぶりに会ったしょーちゃんがめちゃくちゃ痩せていたのでもう心配MAX。
心なしか衣裳や帽子がブカブカに見えた。


今回はしょーちゃんのオーヴィル役の感想を。
序盤は老人オーヴィルの語りから始まる。
1回目観劇の時は分かりやすい老人声で喋っていたしょーちゃんだけど、
1週間後に観劇したら老人声ではなくなっていた。
「おっ、今回は声色を変えたな。」と序盤からニヤリなわたくしでした。

しょーちゃんの幼少期オーヴィルの声がめちゃくちゃ可愛い!
お父さんから貰った飛行するおもちゃが飛んだのを見ての一言。
ウィル「見た?」
オーヴ「見た!」←これ
元々声が高いしょーちゃんが出す更に高い子供声が愛おしいくらい可愛かった。
舞台セット移動する時もはしゃぎながら移動させていたのも可愛い。
子供オーヴは好奇心溢れるキラキラ笑顔で、大人オーヴの笑顔と雰囲気を演じ分けているのがさすがしょーちゃんだと思った。
おチビオーヴで一番好きなシーンが兄弟妹がお祈りをするシーン。
台に座った時に脚が地面につかずにブランブランと宙に浮いているんだけど、
お祈り中ずっと足首を上下に動かして足遊びをするしょーちゃんを見て、
幼い仕草が細かくて大感動した。
お祈り中ではないけれどサスペンダーを引っ張ったりもしていた。
子供ってこう言う行動をとったりするよね。
ちなみにびよ~んと伸びるサスペンダーを見て、
「そんなことして切れたらどうするんだよ。」といらん心配をした私です。(笑)

ウッドチャックの顔真似シーンが面白かった。
前歯を出してウッドチャックの顔真似をした上川さんが、同じ事をしょーちゃんに強要していた。(笑)
上川さん「最後だからしっかりやれよ。(上川さん千穐楽)」
しょーちゃん「何最後って。自分がでしょ。」
上川さん「(前歯を出して)なーんだ?」
しょーちゃん「ネズミ!」
上川さん「はぁ?」
しょーちゃん「前歯の強い猫」
上川さん「はぁ?」
序盤公演ではこう言う会話は無かったので、
公演回数を重ねて行く毎にお互い更に信頼関係が深まったのかな?
劇団四季はアドリブ禁止って聞いていたから、そこで育った上川さんがこう言う会話を繰り広げるとは思わなかった。

晩年のオーヴ。
ウィルの死後ずっとパートナーとして生きて来たキャサリンの結婚に苛立つシーンは、
しょーちゃんの「出て行け!」の怒鳴り声が凄まじくて観ているこっちが震え上がってしまった。
小さな劇場でのバカデカボイスは怖いわ。(^_^;)
1人になったオーヴが泣きながら語るシーンはしょーちゃんの泣き声が胸に来る。
心臓発作のお芝居が本当に苦しそうで上手かった。
でも突然「ウッ!」って始まるからびっくりする。
ラストシーンは天国で(?)ウィルとオーヴが再会するんだけど、
ウィルの顔を見た時のしょーちゃんの表情が繊細で引き込まれた。
上川さん千穐楽日のこのシーンはまだ上川さんと目を合わせる前(しょーちゃん的には自分の後ろに上川さんが居る状態)の上川さんの歌声を聴いている段階で泣いていたしょーちゃん。
なので、上川さんと目が合った瞬間は顔をくしゃっとさせて更に泣いていたし、
最後に二人で扉を閉める時もまだ泣いていた。
しょーちゃんのオーヴを4回観たけど、このシーンであんなに泣くしょーちゃんを初めて見た。


ウィルバー役の上川一哉さん。
劇団四季時代からお名前を存じ上げている上川さん。
でも実際に会った事は無かったので、今回初めて会えて嬉しかった。\(^o^)/
上川さんのお顔を見た時、「この人が春のめざめで山下啓太さんと共演した人か。」とプチ感動。
啓太さんと共演経験のある上川さんが今度はしょーちゃんと共演なのでテンション上がった。
上川さん、歌が上手いのは言わずもがな。なので、しょーちゃんとの声の重なりが気持ち良かった。
歌声が思ったより高めなのが意外だった。
蚊の大群に襲われるシーンで倒れ込んだ上川さんがしょーちゃんに「起こして。」と頼んでいた。
これも毎回言うわけじゃないのでアドリブなはず。
リピート観劇組としてはこう言うの好き。
しょーちゃんはちょっと悪戯心が湧いてしまったのかすぐには助けに行かず、
しばらく笑いながら眺めていた。(笑)
スミソニアン協会から小包が届いたシーンは、
手渡したキャサリンに向かって無言で一礼したのが面白かった。
オーヴが墜落事故を起こしたシーンの上川さんのお芝居が凄い好き。
何で自分はオーヴの傍にいなかったのかと悔やむんだけど、
その時の泣き芝居が繊細で、唇を震わせて泣く表現に引き込まれた。

同じくウィルバーを演じた上口耕平さん。
1回観劇のみなので雰囲気しか掴めなかった。(^_^;)
上川さんのウィルは兄として一歩秀でていて、弟妹に対して大きな包容力を感じたけど、
上口くんのウィルは弟妹達に対して友達と言うか上川ウィルよりももう少し近い距離感を感じた。
劇中の台詞にも出て来るけど、勝吾オーヴとは双子みたいな感じ。

キャサリン役の門田奈菜さん。
劇団四季舞台「アラジン」のジャスミン役で拝見した事のある奈菜さん。
奈菜さんもオマールな啓太さんと共演経験あり。
四季箱推しな私にはしょーちゃん、上川さん、奈菜さんのAチームがお気に入り。
奈菜さんもとても歌うまさんなので「やはりAチーム最高!」と思った。
オーヴが墜落事故を起こした時に校長先生に休暇願いを申し出るシーンがあるんだけど、
その時の声色がめちゃくちゃリアルで緊張感や逼迫感がひしひしと伝わって来た。

この作品は舞台セットが基本台か箱。
少人数キャストなのでキャスト自身がお芝居をしながら台を動かしてセッティングしたり箱の中から小道具を取り出して使ったりしている。
自転車をこぐシーンではハンドルだけ出て来て、一瞬ペダステ(舞台弱虫ペダル)が始まったかと思った。(笑)
そんな中圧倒されたセットがライトフライヤー(飛行機)の登場シーン。
劇場内の壁は黒色壁に文字や数字がペインティングされているんだけど、
ある時舞台奥の扉が開いたと思ったら(って言うか、あそこ開くとは思わなかった。)、
空を描いた水色壁の部屋の中に大きなライトフライヤーが居た!
いきなりでっかい物体が現れたのはインパクトが強かった。
12月17日の初有人動力飛行の瞬間はめちゃくちゃ感動した。
観ているこちらまで興奮してしまった。
飛んだ瞬間をライト兄弟が♪あ~♪のロングトーンで表現するんだけど、
ファーストフライトの飛行時間が12秒らしいのね。
で、この時に兄弟の出すロングトーンがたぶん12秒だと思う。(数えていたらそれくらいだったから。)
もしこの12秒だろうと言う推測が当たっていたら素敵な演出だなあと思う。


しょーちゃんのオーヴはとても可愛く、ウィルを凄くリスペクトしているのが伝わって来た。
上川さん千穐楽の日のカーテンコールで、
泣かずにしっかりと挨拶をした上川さんの横でしょーちゃんが泣いちゃっているのが可愛かった。
きっと上川さんとの思い出が深いのだろうね。
しょーちゃんのその純粋な心が大好き!
役でのしょーちゃんの涙は何度も見た事があるけど、
素のしょーちゃんの涙を生で見たのは初めてだったのでちょっと感動しちゃった。