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ともたちょぶろぐ

ライブ・ミュージカル・舞台鑑賞の感想を自由気ままにマニアックに綴っています

10月19日マチネ、22日マチネ、鈴木勝吾さん出演舞台「ETERNAL GHOST FISH -永恒机关魚-」を観劇した。
難解なストーリーである永魚。
結局4回観ても断片的に何となく分かったような気がする程度で終わった。(^_^;)
何とかストーリーを理解しようと心して観劇するも、
途中までは分かった気がしたのに後半の詰め込みようで頭が混乱する事多々。
でも感覚に任せて観るだけではなく、演じられている内容がどう言う事か一つ一つ考えながら観るのも楽しかった。


【傳谷英里香さん】
萩さん制止シーンで皆がわちゃわちゃしている時でもシネマ担当はお芝居を続けなければいけない。
でも千穐楽は我慢の限界が来てしまったのか笑ってしまって元に戻るのに時間がかかっていた。
大地さんに「頑張って」と肩ポンされていた。

【田中良子さん】
ちょこちょこ鋭いツッコミを入れる所が面白かった。
声量があって台詞が聞き取りやすかったし、お芝居の迫力が凄かった。
しょーちゃんとの言い争いシーンではしょーちゃんの声のデカさに負けないくらいの声の大きさだった。
萩さん制止シーンで良子さんも笑っちゃって、
ダメ出しタイムの時に西田さんに良子さんまで崩れるのは困るみたいなニュアンスで言われていた。

【柴田淳さん】
第一印象は声が小さい。
本業がミュージシャンだし、今作が初舞台だし、西田さんがOKを出しているならあれでいいのだろうけど、
私には所々声が小さくて台詞が聞き取れない時があった。
舞台常連組の声の出し方とは違うんだなあと思った。
口調?イントネーション?が子供っぽく感じた。
でも私はそれを悪い意味には捉えておらず、日常的で親近感が湧いた。
しょーちゃんと二人でソファーに座るシーンで、
柴田さんが遠慮がちにそっとしょーちゃんの手に触れたのがめちゃくちゃ好きだった。
初舞台でプレッシャーもあったかと思われるけど、凄く頑張っていたのは伝わって来た。

【藤澤ノリマサさん】
本業がミュージシャンだからあえてなのか、台詞の喋り方がたどたどしくて可愛かった。
玉ちゃんイン水槽のシーンでタイタニックの「My Heart Will Go On」を弾き語りしたり、
魚の名前を言うシーンのBGMにスーパーマリオブラザーズの曲を弾いたりと、
アドリブを沢山入れていた。
ちなみにこの時トトがマリオを真似してかカクカク動いていた。

【川本成さん】
千穐楽の時の川本さんは十二章の粉米の歌のシーンで客席降りはするは、空席に座っちゃうは、客席も一緒に歌わせるはで楽しかった。
ここがキャストさん達のやりたい放題のスタート地点だった。(笑)
魚の名前を呼ぶシーンで31のアイスの種類を言うんだけど、
いつもは川本さん一人が言うのに千穐楽は数人のキャストさん達で古今東西ゲームみたいに言い合いっこをしていた。
しょーちゃんも参加して欲しかったなあ。

【山口大地さん】
トトに腕を叩かれるシーンは毎回凄い痛そうな音を立てていた。
しょーちゃん陛下にはお芝居が気に入らないだの最終的には生理的に好きではないと言われたりでちょっと可哀相なキャラだった。
千穐楽の「ビフテキ」は一段と声がデカかったなあ。(笑)

【瀬戸利樹さん】
倒れていた大地さんが起き上がった時に萩さんが大地さんの前に倣えポーズを見て「キョンシー」と言ったの。
そうしたらトトが「何て?」って。www
トトは若いからキョンシーを知らないんじゃない?
私は一応知っているけどおチビの頃だったから鮮明な記憶は無い。
ただ親にキョンシーのぬいぐるみを買って欲しいと言った記憶がおぼろげにある。
しょーちゃんはキョンシーを知っているのかな?
あの映画の公開ってたぶんしょーちゃんが生まれる前だと思うけど。
お煎餅を食べているシーンは口からお煎餅が飛びまくりで汚かった。(^_^;)
千穐楽は手に持っていたじゃがりこを慧悟くんや大地さんの口に押し込んでいた。(笑)

【萩谷慧悟さん】
他キャストと比べて真面目路線を崩さないキャラだった。
そして泣き芝居が綺麗だった。
しょーちゃんの後ろで零した涙は忘れない。
アイドル時代の印象が強い故に本気で涙が流せる俳優さんなんだなあと感動した。
トトが口から溢したお煎餅の欠片を大地さんと一緒に拾い集めていた。
じゃがりこを溢した時は床に落ちたじゃがりこを拾い集めて大地さんに食べさせようとしていたのが面白かった。
大地さん完全拒否。ww

【萩野崇さん】
慧悟くんを止めるシーンの萩さんは日に日にやりたい放題になって行った。
西田さんの制止を振り切ってついに客席から登場した時はびっくりした。
しまいにはシネマ撮影中の大地さんを肩に担ぎ上げちゃって、大地さんが困ってた。(^_^;)
ベテラン萩さんがおふざけを一生懸命やる姿はもはや感動の域だった。
そして締める部分ではビシッと締めたお芝居を観せるのがかっこ良かった。

【西田大輔さん】
今作で西田さんがお芝居をしている姿を初めて見た。
ご自身が作ったシナリオを演じるってどんな気分なのだろう。
会談シーンで椅子に座っているしょーちゃんに迫る姿が凄い迫力で怖かった。
川本さんの十二章説明シーンでいつも説明しない紋章まで説明させていて、
川本さんが全部分かっているか試したと。怖い演出家。ww
でも俳優さん達が役をどこまで生きているかは私には興味深いところでもある。
ノリくんが水槽に入るシーン。
いつもはノリくんだけが入るのに、千穐楽は萩さん、慧悟くん、英里香さんまで入っちゃったので、
西田さんの台詞が「とりあえず人間です」のはずが「とりあえず集団でした」になっていた。
シネマシーンのダメ出しタイムはいつもは呼び出されない「赤いの(英里香さん)」と「チョッキ(大地さん)」も呼び出されて、
他キャストが笑っている中でも頑張ってお芝居を続けていた事を褒められていた。
しょーちゃんへはダメ出しではなく、萩さん制止シーンで「僕は何も出来ない」と寂しがっている事を暴露していた。
西田さんがしょーちゃんに「何かある?」と聞いたら、
「特に何も」と答えたしょーちゃん。つまらない。(^_^;)

【玉城裕規さん】
陛下を演じている玉ちゃんは永魚の中で一番好きなキャラ。
プルプルな動きとスローでたどたどしい口調と口をポカンと開けている所が可愛い。
柴田さんとの「お手袋隊」が面白かった。
千穐楽はこのお手袋隊が目立たなくなるくらい萩さんが大暴走していた。www
しょーちゃんがソファーごと運ばれそうになるシーンでは、
最初は無かったのにいつしか笛を吹いて煽るようになっていた。
御神輿担ぎじゃないんだから。(笑)
どこかのシーンでわざとらしく「わーーーーーん!」と泣き出した玉ちゃんに、
西田さんが「どう言う演技プラン?」と聞いていた。
一方石原を演じると流暢な喋りと強い口調、鋭い目つきになるギャップが最高に良かった。
玉ちゃんの表現力の豊かさを見せつけられた。素晴らしかったなあ。

【鈴木勝吾さん】
アフタートークショーで玉ちゃんが最近しょーちゃんに雑に扱われていると言っていたけど、
私が観た回でも玉ちゃんがしょーちゃんの肩に手を置いたら玉ちゃんの手を叩いて振り払っていたし、
玉ちゃんをソファーに座らせる時も玉ちゃんの体をソファーに投げ込んでいた。(^_^;)
キャラ上、他キャストのようにあからさまに面白い事が出来ない陛下秘書なので、
地味に面白い事をしてみたのかな?
千穐楽の萩さん制止シーンは、椅子に座って事の成り行きを見守っていたしょーちゃんだけど、
途中で西田さんにスーツを掴まれて萩さん制止に引っ張り出されていた。
萩さんを一番下にして複数人での人間サンドイッチに参加していた。
最後の最後に皆とわちゃわちゃ出来て良かったね。
シネマ撮影シーンで陛下役の大地さんが「石原を呼べ」と言った辺りでしょーちゃんを凝視していたら、
しょーちゃんの涙が零れ落ちる瞬間に遭遇した。
しょーちゃんの涙はモリミュやひりひりの時も観た事があったけど、
あんなに鮮明に見えたのは初めて。
しょーちゃんの涙は流れ方が綺麗。
このシーンの観客の目は台詞を喋っている大地さんに向きやすいと思う。
私も初回観劇時は大地さんに注目していたし。
一方のしょーちゃんは台詞や動きも無く黙って座っている。
ぶっちゃけ気を抜いていても気付かれにくいと思うのに、
ここで一人泣いていると言う事は気持ちが途切れる事無く役を生き続けているんだなあと思った。
声も出さずに静かに泣いているしょーちゃんヤバイわ。心に刺さりまくる。
「話が違うじゃないか」以降のしょーちゃんの怒号と泣き声が凄かった。
涎をボトボト落としながら喋るしょーちゃんの迫真の演技に引き込まれた。
そんな状態になるまで深く役を生きるしょーちゃんの本気度に感動した。


千穐楽は皆やりたい放題で、リピーターな私はいつもと違う雰囲気を楽しめた。
でもちょっとやり過ぎじゃない?と思った事も否めない。
お芝居が脱線し過ぎて初見だとどれが本線か分かり辛いのでは?と思った。
しょーちゃんのお芝居は1幕で「静」を、2幕で「動」を観れたのが楽しかった。
ギャップ萌え。
凄い迫力で感情をぶち撒けるしょーちゃんを見て表現力の高さを改めて実感し、
そして役への入り込み方に感心した。
やっぱりしょーちゃんのお芝居好きだなあ。