5月11日マチネ、浦井健治さん出演ミュージカル「二都物語」を観劇した。
12年ぶりに再演とのこと。
空いた年月の長さが凄い!
ここまで間が空くともう再演しないと思うよね。だからびっくりした。
もちろん12年前の初演を観劇していた私。(^_^)v
ラストシーンが衝撃的だった事は覚えているけど他の細かい部分は記憶が薄れているので、
もう一度この作品を観れるが嬉しかった。
超久しぶりの二都の世界は色々と思い出して懐かしかった。
俳優さん達の台詞や動きを見ると記憶が蘇って来るものだね。
未来優希さん演じるマダム・ドファルジュが悲しい過去を語るシーンの時だったと思うけど、
座り込んだけんちゃんが床に手をつきながら涙を流す姿を見て、
「あ、12年前と同じ表現の仕方だ」と感動!
このマダム・ドファルジュはめちゃくちゃ復讐心メラメラな人なんだね。
12年前にめぐさんが演じた時はさとしさんの奥さんなんだくらいにしか思っていなかったけど、
恨みのあるけんちゃんの一族はおろか、一族とは関係の無いけんちゃんの妻子まで殺そうとするストーリーに驚愕した。
井上芳雄さん演じるシドニー・カートンの「僕はもう(お酒は)いらないから」と言う言葉の伏線は、
結末を知っているだけに切なかった。(T_T)
(切ない気持ちとは裏腹に伏線に気付けた事にテンションが上がったのはここだけの話で。笑)
私の個人的な意見としてはカートンの決断には「何もそこまでしなくても…」と思うけど、
自分の命と引き換えにしてまでも愛するルーシーの幸せを願うカートンの想いの強さに心を打たれる。
井上くんに眠り薬(?)入りのハンカチで鼻と口を押さえらえて白目になって意識が飛んで行くけんちゃんのお芝居が上手かった。
けんちゃんと井上くんとで歌った「いまは子どものままで」。
お二人の歌声のハーモニーが素敵で心地良かった。
井上くんの声量の凄さを改めて思い知ったわ。
あと特筆するとすれば、
岡幸二郎さん演じるエヴレモンド侯爵の最期にアンジョルラス味を、
福井晶一さん演じるドクター・マネットの長年の投獄にバルジャン味を感じた。
今回の開催劇場である明治座。
何度も行った事がある劇場なので勝手知ったるやなんだけど、客席が好かんね。(^_^;)
前後の段差が緩い上に千鳥配置ではない。
私の座席運の悪さもあるけど、牢獄で井上くんがけんちゃんに手紙を書かせる重要なシーンの時の二人の表情が全く見えず、
ずーっと前の人の後頭部を眺めてた。wwwwwwwwww
カートンがやろうとしている事をダーニーが薄っすらとでも気付いているのかいないのかけんちゃんの表情から読み取りたかったのに。(T_T)
これたぶん12年前も読み取ろうとしたし、
この件についてけんちゃんに質問した記憶もある。(笑)
次回観劇時はちゃんと見えるといいな。
けんちゃんと井上くんのカーテンコールでのやり取りを見ていたら、StarSメンバーでワチャワチャしていた頃を思い出した。
二人の関係性は変わらないなあと思った。
でも私はStarSの活動再開は望まない。
当時の楽しくて素敵な思い出はあの頃の感情のまま心の中にしまっておきたい。
なので推しよ、余計な発言はするな。(笑)


