相変わらず、

猫町読書会には参加している。

https://nekomachi-club.com/search

 

とにかく無理なく参加できる時間帯で、

比較的楽に読めるのしか参加していない。 

カントで懲りた。

 

https://ameblo.jp/tomoskin-2007/entry-12855803900.html

 

 

挫折致しました。カント侮るべからず。

 

今の所、月2,3冊と言う所か、

覚えている所でこれくらい。

好き嫌いなし。出会えた本が縁のある本だと

思い、淡々と読んでダラダラと思う所を話す、

 

 

 

この中では、

この” きもの”が

すごく心に刺さった。

和装を嗜むなら必ず読んだ方がいい。

羽二重正絹銘仙メリンスセル袷単衣童子格子、

鴛鴦矢絣友禅錦紗縮緬等々

着物に特有の言葉が散りばめられ

なんと言うか、女と着物の、

ベッタリと癒着した感性と人生が綴られている。

 

東京人でモノの分かった父と東北人で辛抱強く

家事に勤しむ母の間の三姉妹、三者三様の人生が

あり、着物との付き合い方がある。

作者幸田文は あの明治の文豪幸田露伴の娘、

文章だけでなく生活文化全般に一家言ある

父に彼女は厳しく躾けられたと思われ。

女達が肌感覚で着物にベタベタと執着する反面

長女の結婚、関東大震災時の父の描写には

それを乗り越えてしまう” 家父長としての男"

の世界が覗く。

 

私自身、和装は娘の振袖を着付けて以来、

https://ameblo.jp/tomoskin-2007/entry-12200708828.html

 

 

ほとんどやってなかったが、

最近、細々と再開している。

元はと言えば、

母の古い桐ダンスからカビだらけシミだらけの

着物が多数出てきて、エイやっと捨ててしまおうかと

思ったが、何故かもったいない、

着れるようになったら、いいかな、

と着付けの先生に相談したのがきっかけである。

それが続くのもご縁と言う事なんだろう。

顔も知らない祖母が

私の袖を引っ張ったような気がする。

70年前100年前の祖母の着物が生まれ代わり、

しかも古臭くない。

“ いまはこんな生地出来ませんよ。職人さんが

いなくなって… 今でも着れます、お祖母様は

センスがいい。”

ありがたいこと…

お仏壇に手を合わせて感謝するしかない。

お盆とは死者と生者が交錯する時期で、

この時に日本の初めての” 負け戦"を

経験したのはきちんとなんらかの

物語を紡がなければならないかと思う、

来年は戦後80年である。

 

 

 

 

 

 

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