この仕事をさせていただくようになって、
以前では考えられないほど、たくさんの方々にお会いするようになりました。
年齢も性別も職業も、それぞれ異なる方々とのご縁は、
今の僕にとって、何よりも大切な財産です。
そんな日々の中、思いがけないことがありました。
初めてお会いする皆さんが、よく僕の 『声』 の話をされるのです。
聞く人の気持ちを落ち着ける、セラピー向きのトーンですねって。
そんな声、ほしいですって。
自分の顔なら鏡で見ますが、
声なんて気にしたこともなかったので、
え? 声? セラピー向き・・・ですか!?
思いもよらないご意見に、最初は正直、嬉しさより戸惑いを覚えました。
でも、
繰り返し同様のご意見をいただくにつれ、
あれ?もしかして誰かが
『この道で間違いないんだぞ、迷わず精進していけよ』 と、
今僕の背中を押してくれている・・・?
と、感じるようになりました。
声は何の努力もせず、命と共に授けられたものです。
だから今は
与えられた声に感謝、
与えられた使命に感謝、
気づかせて下さった皆様に感謝、です。