僕は精神年齢の幼い少年でした。
知識も知能も同級生より3~5歳幼かったらしく、ずいぶん苦労したと母は言います。
日々の学校生活についていくのが精一杯で、
それ以外の習い事なんてとても無理だったということもあるでしょうが、
とにかく母は
「字なんて、いやなら無理に習わなくていいよ」
「鉛筆なんて、どんな持ち方でもかまわないから」
と、僕たち兄弟にあえて字は教えませんでした。
だから僕と兄の字は、全くの無矯正。
素のまま、ありのままの字です。
ところが、そんな僕の字が、中学校の半ばから急激に変わったらしいのです。
『字だけが極度に枯れてきた』 と、母は言います。
自分では何も覚えていません。
もちろん練習などするわけがなく、気をつけたことすらありません。
僕は相変わらず小学生みたいな幼稚な中学生でした。
いきなり字だけが大人になっていく、それも半端なく成熟していく・・・。
こんなことってあり得ない、いったい何が起こってるんだろう。
母は持てる経験知を総動員して、納得の出来る答えを探したそうです。
・・・すみません、ホントに自分のことだけの記事で申し訳ないです (・_・;)。
母のたどりついた答えについては、またあらためてお話させていただきますね。
読んで下さってありがとうございました。