巣立ち

巣立ちって何だろう…

日差しが春めいてきて、巣立ちのシーズンがやってきましたね

年度の終わりと始まりは、卒業や入学を控えていらっしゃる方以外であっても、なんだかワクワクソワソワしますよね♪

人生においてはイマココ、から巣立つ事が必要になってくることが山ほど訪れてきます

あなたがもしも、今いる場所から巣立つか迷っていらっしゃるとしたら、今回のブログを読んで頂けたら幸いです

①人は巣立っていくもの

あなたは今いる場所に満足していますか？

例えば職場であったり、もしくは家庭環境において満足していますか？

人は日々成長しています。

「毎日仕事行って、家に帰るだけのワンパターンの生活しかしてないよ」

そう思われていたとしても、あなたはちゃんと日々成長しています

毎日職場と家との往復だけ…

これも立派な成長です

もしもあなたが仕事をしていなかったとしたら、職場と家との往復だけ…でつまらない…というような感情は湧いてきませんよね

ネガティブな表現なので、『成長』というポジティブなイメージには結び付きづらいのですが、この経験はあなたの巣立ちの為には重要な経験なのです。

もしもあなたが職場と家との往復に嫌気が差しているということに真剣に向き合ったとしたら、あなたはおそらく転職を考えるのではないでしょうか？

成長したことで自分の人生観が変わり、そこから巣立ちたいという気持ちになっていくのは、当然の流れなのではないでしょうか？

人は日々成長しています。

なのでそこでの学びが終われば、巣立っていくのが自然の流れなのです

②巣立ちは恐い

人は変化を恐れます

これは潜在意識が自身の生命を危険から守る為に引き起こす、無意識による引き留め作用によるものです。専門的に言うと「ホメオスタシス」という現象によるものです。

従って私達は

「人生を変えるぞ」

と一旦心に決めたとしても、翌日になると…

「やっぱりリスクもあるし…やめとこ」

となりがちです。

特に保守的な環境で育ってこられた方は、変化を好みません。

『世の中の道に反してはいけません』

そのようにご両親や近しい存在の方に言われてきませんでしたか？

日本人は特に、「輪」を大切にする文化です。

自身の「個」を良しとせず、輪の中に入ること、輪から外れないこと…が重要視されてきました。

村八分…

という言葉がありますが、まさに輪に入れない人は排除されてきたのです。

筆者はこの輪に入れないタイプの人生を歩んできました。好き好んでそうしているのではないのですが…何故か輪に入れず、無視されることが多い人生でした。

無視されるということは、

自身の存在を否定されている…

ような感覚になってきます。

人は孤独を嫌います。

なぜなら孤独は人を危険にさらすという本能をくすぐるからです。

人は一人では生きられません。

それを本能的に知っているので、孤独を恐れるのです。したがって今いるココから巣立つことを諦めてしまうのです。

ですがそれによって人は、現実的には孤独ではなくなるものの、魂は本当の望みを叶えられていないので、心は孤独を味わうことになるのです。

これで本当に幸せなのだろうか？

筆者はそう思えません

だとしたら何も無理してそこに居続けなくても、巣立って新たな居場所を探した方が、幸せになれると思いませんか？

巣立ちは逃げることではありません。合わなくなったから、卒業するということです。

学生が学びを終えて、卒業するのと何ら変わらないのです。大人になったら卒業が無くなるわけではありません。大人になったら、卒業は自身で決めるのです

変化を恐れて、卒業しないように自身を引き留めてはいませんか？

巣立ちを恐れる必要は、本来ありません

卒業は、素晴らしいことだと筆者は考えています

③成長が巣立ちを促す

先程から筆者は何度か「人は成長します」とお伝えしています。当たり前の事ですが、私達は意外とこの概念が現実に結び付いていません。

これも先程から述べていますが…

人は変化を恐れます

なのでどんなに日々、成長をして自身のステージが上がったとしても、人はそこから巣立とうとしません

なぜなら、そのように教えて育てられてきたからです

「１度就職したら、一生そこで働く覚悟で頑張りなさい」

「１度結婚したら、その人と一生共に添い遂げなさい」

などを目上の人や社会の中で、かつての私達は枠にはめられて生きてきました。

仕事に関しては、今では「終身雇用」という言葉が死語となりつつありますが…こと結婚に関しては…まだ上記のような概念が根強くあります

私達は様々な人生のステージに立つ度に、人間関係も変わっていきます。

ステージが上がる時に、共に上がっていく人もいれば、考え方に差が出てしまい、合わなくなってくる人間関係も生じてきますよね

つまり、結婚相手に関しても、それは言えることなのです。特に自身が堕ちている時に救いを求めるかのごとくに相手と結婚した場合は、本当に合わなくなってきます。

人は選択を間違える時があります。

そのような場合、私達は軌道修正を試みます。そしてそれは当然の事だと誰もが感じています。

ですが、結婚相手に関しては１度選んでしまったら選び直す事が「悪」であるかのように考えられてきたのですこれって、おかしいですよね

人は成長し、それにそぐわなくなっていったものから巣立って行くことは自然なのです。

そして…巣だって行かない限り、成長は無いとも言い換えられるのでは無いでしょうか？

子供がいるから別れられない…

それも実は変化をしないための言い訳ではないでしょうか？

本来私達は、ワンネスです。

子供もかつては周りの人と協力して育ててきました。2人の子供…ではなく、みんなの子供…なのです。みんなで育てる

世の中には、子供を産みたくても産めない人もいます。また、子供を沢山産むことができても、うまく育てられない人もいます。

仕事が分業であるように、子育てに関しても分業されることも時には必要なのではないでしょうか？

結婚に関しても、仮面夫婦は沢山存在しています。人は何故自身の気持ちを圧し殺してまで、枠にはめられた人生を送る必要があるのでしょうか？

人はもっと自由であっていい。

私はもっと素直に生きていい。

そういった概念が社会に定着すれば、私達はもっと幸せになれるのかもしれません…

④学びに感謝して巣立つ

学びを得たら、やはり感謝をしなくてはなりません。

合わなくなった環境、人から巣立つ、卒業することを先程から進めている筆者ですが…闇雲に「嫌になったから卒業だ～」と直ぐに方向転換をすることは、正しくありません

自分自身が今おかれている状況に対して、誠実に向き合う。問題を解決していく努力をすることは大切です

対面している問題に対して、しっかりと学びを得てからでなくては人は卒業できません。

もしも途中で投げ出してしまうと、新たな居場所を見つけたとしても、そこでまた同じ様な現実がやって来て、同じようなことに向き合わされてしまいます。

では、いつまでその問題と向き合えばいいの？

と思いますよね

それは、自身の感覚として分かります。

「もうこの場で、この人から学ぶことは尽きた…ありがとうございました。」

そのような感情が湧いてくる瞬間が必ずあります。それを感じられた時が、卒業のタイミングだと思います。

学びを与えてくれた存在に、感謝できるようになること…それが卒業のサインだと筆者は感じています

⑤まとめー必要なものは残る

学びを終えたら、卒業する。

それが大切だと感じていても、やはり卒業することは悲しく感じることもあります

ですが…ここでそんなあなたにメッセージを贈りたいと思います

あなたが巣立っていったとしても、必要なものはあなたのもとに残ります

もしも手放すものがあったとしても、必要なものは戻ってきます

どんなにあなたのステージが変わろうとも、どんな遠くの場所へ旅立とうとも、あなたにとって必要な物、人…は離れていきません

だから安心して、あなたはあなたの道へと進めば良いのです

どんなに距離ができても、大切なものはなくなったりはしないので、それを信じて前に進むことであなたはきっと大きな成功を手にすることができると思います

巣立ちは、素敵な事です

皆さまの巣立ちを、応援しています。

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました最後にカードリーディングをしていますので、良かったらメッセージをお受け取り下さい

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寒桜

(花言葉：あなたに微笑む)

抵抗することをやめて愛を受け入れて下さい。何を心配してつらい日々を過ごしているのですか？あなたはもっと安心して良いのです。あなたはもっと微笑んで良いのです。あなたは守られています。大いなる存在が、あなたの巣立ちを喜んでいます！安心してそこから飛び出していけば良いのです。その先に穏やかな日々が待っていることでしょう！

The Oracle from GALAXY〜ギャラクシーオラクルカード〜

 今回はこちらのデッキから、『19女神クァンイン(観音)慈愛、慈悲、安心』のカードが出てきてくれました！ピンク色のカードと桜がとてもシンクロしていました。