自己主張って何だろう…

自己主張って何だろう…

みなさん、こんにちは

暑いですね～

筆者は気候変動に影響を受けやすく、季節の変わり目には体調を崩しがちです

みなさんも、調子が良くない時は無理をせず「今日は調子悪いんで、休みます」

とちゃんと自己主張していきましょうね

と言われても、簡単に休めない方が多いと思われます

私達はなぜ自己主張することを、ためらってしまうのでしょうか？

今回は自己主張についてお話していきますね！

①謙虚さを美徳とする日本人

日本は「謙虚さ」を美徳とする文化です。また自らの意思を表に出すことはせず、権力のある人が発した言葉や規則などを重んじます。

権力者が「こうしようと考えているのだが…君はどう思うかね？」などと言われたら、「ごもっともなお言葉でございます！！」などと答えることが当たり前でした。

最近はこのような上からの高圧的な発言は「パワーハラスメント」だと言われるようになり、上に立つ者は発言に気を使うようになりました。よって以前よりは自分の意見を言いやすくなったように思われます。

しかし現実問題、いまだにこのような上下関係というものは社会の中にはびこっているのが現状です

このような状況の中では、入社仕立ての新人などが、新しい風を起こそうと自己主張したところで、意見はあっという間に抹消されてしまいます

②自己主張は良い？悪い？

あなたは自己主張するのは良いことだと思いますか？それとも悪いと思いますか？

「時と場合によるよ～」

と思われた方。

確かにごもっともな意見です！

しかし本当にそうでしょうか？

先日、筆者は職場の３密防止対策会議に出席しました。この会議に参加した方は、若くて経験が浅い方から、長年勤めていらっしゃる年配の方までいました。

会議では思ったよりも、沢山の意見が出され今後の対策方針や実施時期などについてかなりヒートアップしていきました

そして次第に進行役の方が、まとめ切れないほどあちこちで意見が飛び交い、怒り出す人まででてきたのです

どちらかと言うと筆者はこの会議で、自己主張をせず静かにしていたのですが…予定時刻を大幅に過ぎてしまったので、意を決して自己主張することにしました

筆者の放った自己主張は、その場の混乱を何とか納めることに成功しました

会議は結局最後まで結論がでず、次回に持ち越されることになりました。

そして筆者は会議に出席した1人の女性にこのようなことを言われました。

「私はあなたのように、あの論争の間を割って意見を言うことはできないわ～」

ディスるわけではなく、まさに尊敬の眼差しを向けられた筆者でしたが、返す言葉がありませんでした…

というのも、進行役の人が困る程ヒートアップしてしまった論争を、なぜ誰も割って入らなかったのだろう…と思っていたからです。

確かに、怒り出した人の間に入るのはとても怖いし、めんどくさいです

でも、誰かが割って入らないと収拾がつかない時も存在します。

こういう時は、時も場合も関係なく周りの人が止めに入らなくてはならないのです

もちろん、筆者も全てに関わるつもりはありませんよ！ケンカのような暴力が振るわれている場合は別です。さっさと立ち去ります

しかし今回のような、論争の場では一度仕切り直しを促すような主張を第三者がすることが大切だと思います。

③自己主張する時の心構え

自己主張することは、相手を論破することではありません

自己主張を得意とする人の特徴として、相手の意見を論破しようとする一面がみられることがあります。

論破とは、相手を言い負かすことです。

自分と違う意見をもつ人に対して、「あなたの意見は正当ではない」とか「私の主張の方が正しい」という先入観を持ち相手を攻撃してしまうことがあります。このような場合その人に対して威圧感を感じます。そして議論が迷走していってしまうのです…

筆者は議論の場で自己主張する時に必要な心構えを持っています。それは…

私も貴方も正しい

です。どんな議論であっても「答えは１つではない」というのが筆者の考えです。

世の中の情勢は様々に変容していきます。昨日まで正しいと思われていた理念が、今日から変わることもあります。私達はこの度のウイルスの影響で、それを良く実感したのではないでしょうか？

私と貴方の主張が違うからこそ、新しい物事が生まれてくるのです！

①項目で「日本は謙虚さを美徳とする文化」と定義しましたが、謙虚とは立場が上の人に対して遠慮することではありません

自らの主張をしながらも、相手の主張も尊重する気持ちが大切なのです

④しくじり自己主張

あなたは意味のある自己主張ができていますか？

「意味のある自己主張」とは、生産性のある自己主張のことだと思います。

筆者が出席した会議の話しに戻ります。

筆者はこの会議で３密対策に対する主張をしました。

この時2人の方が筆者に対し反応を示してくれました。それもうまい具合に賛成と、反対意見に分かれました

賛成してくれたからどうとか、反対されたからどうとここでは言うつもりはありません

ただこの2人には決定的な違いがありました。

その違いが自己主張しているかしていないかです。

「え！？発言してる時点で自己主張出来てるでしょう！！」

と思われた方、本当にそう思われますか？

③項目で少しお話しましたが、自己主張とは相手を論破することではありません。

この反対意見をおっしゃって下さった方は、会議中、筆者の発した言葉に対する反論しかしませんでした。

対する賛成意見をおっしゃって下さった方は、どのような対策を取れば改善されていくかを具体的に提案していました。

もうお分かりですよね？

主張とは提案することだと筆者は考えています。

これは議論の場に限らず、コミュニケーションを取る全ての場合において必要な考えです。

例えばあなたが、ゲームばかりして外で遊ばない子供に対して困っていたとします。

あなたは何と言いますか？

「ゲームばっかりしてないで、外で遊びなさい」

と大抵の親は言います

これは論破です

ではあなたの主張に変えてみましょう…

「ゲームをやめにして、外で一緒にボール遊びする？」

もしも子供が野球少年なら、ゲームの手をすぐに止めて「え！、一緒にキャッチボールしてくれるの？」と言い出すかもしれません

自己主張とは相手を否定することに留めるのではなく、その先に何が出来るかを提案することが大切だと思います。

提案があるからこそ新しい発想や、違う視点から物事を考えることが出来るようになるのです。そしてそこから新しい発想が生まれてきます。生産性のある自己主張とは、そういうことです。

「このような意見ですが、みなさんはどう思われるでしょうか？」

というような、常に提案的自己主張が、しくじらない秘訣だと思います。

⑤まとめーみんな違ってみんな良い

人は変化を恐れます。

これは命を守ろうとする潜在意識による作用です。今現在命が守られている状態から、変化することによって命の危機に直面したくないという無意識の反応です

しかし、不思議なことに私達は人生を成長させていくことに喜びを感じるようになっています。

つまり変化なしに人は喜びを感じられないということです。これも今回の自粛期間中に感じたことではなかったでしょうか？

変化を起こすことは、主張していくことです。

あなたがあなたの望むものを手にいれようとする時、あなたがあなたを変えていこうとする時、大きな提案と決断をしています。

それがまさに主張です。

あなたがその主張を信頼し行動や発言に移した時、大きな変化が起こってきます

変化は人生の喜びです！

どうぞ恐れず前に進んで欲しいと思います。

あなたの主張は新しい風を吹かせます。と同時に他人の主張もまた同じです。

それぞれが違う主張をするからこそ、新たな主張が生まれてくることになるのです！

誰の意見が良い、誰の意見が悪いのではなく、みんなの意見から何か新しい発見が生まれないかという可能性について、考えていくことが大切なのではないでしょうか？

一人の力ではどうにもならない物事も、沢山の人の力が加わってこそ動かすことができる物もあります。

その為にも「誰か」ではなく「あなた」が自己主張していく必要があるのではないでしょうか？

本日も最後までお付き合い、ありがとうございました！今回もテーマに対するリーディングをしています。良かったらご覧ください！では、また

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紫陽花

(花言葉：無常)

あなたはメッセンジャーです！あなたが発する言葉には、この先を照らし出す可能性が秘められています。溢れる感情を表現していきましょう！あなたが人々と向き合い、意見を交わし合うことで無限の可能性が広がっていきます。意見を交わすとは、相手を受け入れることです。相手の意見にも耳を傾けるとき、あなたは大きな変化を感じられるでしょう！

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