期待って何だろう…
あなたは今、誰かに期待されていますか?
期待されるということは、自分が誰かに必要とされているということです。筆者はよくブログ内で「必要とされること」をキーワードにしています。今回も多用していきますね![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
誰かに必要とされることに、人は喜びを感じます。なぜなら自分の存在意義を確認することができるからです。
たとえば職場で「あなたは必要ないから、先に帰っていいよ」と言われたら、とても不愉快な気持ちになりますよね![しょんぼり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/076.png)
![しょんぼり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/076.png)
やはり「あなたが必要」と期待されることは、嬉しいのです。
ところが期待されることも辛い場合があります。それでは期待について考えていきましょう![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
①期待する人
はじめに、期待する側の人について考えていきましょう![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
期待する人は相手に何かを求めています。
例えば…
▪俺と付き合って欲しい![花束](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/196.png)
![花束](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/196.png)
▪彼と結婚したい![結婚指輪](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/323.png)
![結婚指輪](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/323.png)
▪仕事を手伝って欲しい![お願い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/517.png)
![お願い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/517.png)
▪宝くじが当たって欲しい![札束](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/335.png)
![札束](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/335.png)
▪旦那に出ていって欲しい![ハートブレイク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/032.gif)
![ハートブレイク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/032.gif)
上記のように、期待とは自分の願望を叶えてくれることを相手に求めつつ、待つことです。
ここで質問です。
あなたは今日中に終わらせないといけない仕事を抱えています。しかし急な来客対応で、それを仕上げられそうにありません…そこであなたは他の人に資料の作成を、手伝ってもらうことにしました。
あなたならAさんとBさんのどちらに仕事を頼みますか?
Aさん:いつも笑顔
頼み事をしても断らない
仕事は早いがミスが多い
Bさん:不機嫌
頼み事をたまに断られる
仕事は遅いが正確
少し意地悪な選択肢にしてみました![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
いかがでしょうか?
このような場合、人は相手に対して何を期待するかで判断します。つまり頼み事をする側が何を求めるかによって、AさんかBさんかに分かれます。
例えば頼む側が「頼みやすさ」を求めている場合は、おそらく『いつも笑顔』のAさんを選ぶでしょう。
では頼む側が「引き受けてくれる確率」を求めている場合はというと、『断らない』Aさんを選ぶでしょう。
そして頼む側が「正確さ」を求めている場合は、Bさんにお願いするのではないでしょうか?
実際は複合的で、人間関係なども絡んでくるので、この選択が正解と一概には言えませんが…
頼む側の主観によって決まることに違いはないと思います。
![ねー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/075.png)
期待する人は、その人の能力はもちろん、人間性や信頼性などを判断して、相手を選んでいるのです。そして頼む側は、依頼を遂行してくれることを願い、待つことになります。
故に、頼まれた人(期待される人)とは「選び抜かれた人材」と言えます。
ということは、期待される人は幸せ
なのでしょうか?
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
②期待される人
期待される人は「選び抜かれた人材」と先程述べました。これは誰かに必要とされている証拠です。というと、とても幸せな事だとおもいますよね?しかし、そうとも言えないのが、この「期待される人」の悲しいところなのです。
自慢話をするつもりはありませんが、筆者はかつての職場で「期待される人」の扱いを受けたことがあります。
「資格って何だろう…」の回でもお話しましたが、筆者は資格マニアです
その資格をいかしてある企業に就職した時の話です。
![ウシシ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/058.png)
上司との入社面接時、資格に携わる部署に配属されることが決まっていました。しかし実際入社してみると、資格とは全く関係のない部署に配属され、給与の金額まで下げられました![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
最初はよくある「見習い期間」だからなのかなぁ…と思っていました。しかしその上司は次第に様々な雑務を、筆者にのみ集中して与えてくるようになりました![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
ところが、入社して半年経った頃、急にその上司が少しだけ資格を使える部署に携われるよう、仕向けてきたのです![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
これは実のところ、異例な出来事でした。
というのも、筆者と同じ資格を持っている人が、この部署には沢山いたのです![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
しかも筆者より長く勤めていても携われない人が、ひしめいており、人間関係もギクシャクしていたのです![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
幸い筆者がその人達にイビられることはありませんでしたが、上司の要求は更に厳しくなっていきました…
最終的に筆者はその雑務をこなすことで、身体が動かなくなってしまいました![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
③期待はパワハラ?
筆者は雑務をこなす中、実績をあげる努力もしていました。事実、全員に課せられたノルマでは、常に上位に入っていました。おそらく、それが体に祟ってしまったのでしょう…![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/033.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/033.png)
当時はとにかく雑務をこなすことに精一杯で、「期待されている」ということを感じられませんでした。
こういった状況にある時、人は現在自分が置かれている状況の本質部分に気付くことが出来ません
後で振り返った時、ようやく気付けるのです。
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/101.png)
おそらくこの上司は期待と共に、面接時の契約を守るべく奮闘していたと思われます。
同じ条件のスタッフがひしめく中、たった半年の新人を急に抜擢することに、ためらいがあったのでしょう。
「あの人一目置かれてる(期待されている)」
「袖の下使ったんじゃねぇ?」
という噂は、広まるものです。
期待される人は「嫉妬の対象」に。
期待した人は「疑いの対象」となります。
上司はこれを怖れ、他の人に同情される程、過度な雑務を筆者に与えたのだと考えられます。
期待される人は、こういった逆境にさらされることにもなりかねないのです。ということは、期待は絶対的に嬉しいものではないのです![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
![ショボーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/017.png)
④期待に応えること
誰もが期待されたら、期待に応えたいと思うのではないでしょうか。
しかしその期待に応えるべく、身体を壊してしまう必要はありません![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
今だから言えますが、身体を壊したら期待を裏切ることになるからです![ねー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/075.png)
![ねー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/075.png)
何度も言いますが、期待されるとは、必要とされることです。
「必要とされたい!」という強い欲求は、愛を強く求めている可能性があります
つまり、愛に飢えている状態と考えられます。
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/031.png)
自分が満たされている時を想像してみてください
例えば、恋人とイチャついている時、あなたは「誰かに必要とされたい!」と考えますか?
![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
おそらく思わないでしょう…
過度に期待されることを望んでしまう場合、自分自身が何故そう思うのかを考える必要があります。
期待に応えることは、程ほどにしましょう![うずまき](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/108.png)
![うずまき](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/108.png)
身体を壊す前に…![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
もしも期待に応えることにこだわってしまう人は、この祈りを唱えてみて下さい。これはゲシュタルト療法という心理学の世界では有名な療法の考え方です。けして変な宗教とかではありませんので、安心して下さい![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
ゲシュタルトの祈り
私は私の人生を生き、
あなたはあなたの人生を生きる。
私はあなたの期待に応えるために
生きているのではないし、
あなたも私の期待に応えるために
生きているのではない。
私は私。あなたはあなた。
もし偶然が私達を出会わせるなら
それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくても、
それもまた同じように素晴らしいことだ。
原文は英語なので、翻訳のされ方は様々です。なのでこの訳文は筆者が一番しっくりくるものを採用させてもらいました![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
⑤まとめー期待のあれこれ
期待には様々な種類があります。今回は仕事で期待されることをメインでお話しましたが、①の項目であげたような「俺と付き合ってほしい」「宝くじが当たってほしい」というような一方的期待もあります。
しかしどんな期待にもプレッシャーがかかっています。よって期待が達成されなかった場合、人は苦しみます。
期待する側も、期待される側も、それをきちんと理解していないと、大変なストレスを感じることになります![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
①項目で例にあげたBさんに対し、不快な感情を抱く人は多いと思います。しかし、自らを守るためには、時に出来ないときは出来ない
と言える勇気も大切だと筆者は考えます。
![プンプン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/013.png)
先程「身体を壊したら、期待を裏切る」とお話しました。なぜだと思いますか?
それは期待を遂行出来なくなるからです。
やはり期待され、頼まれたことは、最後までやり抜くことが大切です。ということは、その期待に応えられることしか引き受けない
という強い意思伝達ができなくてはいけないのです。
![プンプン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/013.png)
そういった人が、真の期待される人なのではないでしょうか?
最後に、斎藤一人さんの言葉を紹介します。
一人さんは納税1位をとったことがある社長さんで、講演家です。
出世する人に必要なこと
▪向上心がある
▪せっかちである
▪臆病(用心深い)である
筆者の知り合いで、この3つのうち、向上心のみが足りない人がいました。ところが何かを境に、向上心を筆者に打ち明けてきた以後、急に次々と出世されました![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
夢は口にすると叶います。
さらに一人さんは、こうも言っておられます。
持ってる力の七割でやりなさい。
全力をだしては駄目。
能力があっても全部出すと、壊れてしまう。
七割以上の力をだすと、危機迫ってしまう。
七割の力で働けば、心にゆとりができ、いい仕事ができる。
七割の力でいい仕事ができる人がプロである。
筆者は体を壊してしまいました。というのも、自分の限界が分からなかったからです。よって、自分の限界を知ることも大切です。筆者は体を壊してみて初めて限界を知りました
みなさんは限界を試さないで下さいね![上差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/527.png)
![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
![上差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/527.png)
あなたはどんな風に期待に答えますか?
最後までお付き合い、ありがとうございました![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)