ピンクのマフラーな彼女が視界に入り、うひひと笑いこぼれ。空が紺色。温かいお酒を頂き少し酔っ払ったついでと、高校時代の話題からか「好きになったらどうなる？」等と女の子っぽい話題なんぞ。意外と真剣になってしまう、こういうとこ本当に大人げない自分。「りえはロマンチストだからねー」と驚きの指摘を受けた。知らなかった。シナモンスティック吹っ飛ばして、杏に笑われる。常にドタバタとあらゆる雑音にまみれ騒々しい私。静かに密やかに過ごしてゆきたいのに。そして音楽ぐるぐるまわる夜にフワフワな身体抱えて。首もとグイッと緩めた瞬間、嗚呼！もう思考回路が。泣かないで私！…と書くと、やたら大袈裟に受け取られてしまうのだが、感動がぼたぼた漏れてしまうだけで、そんな大したことではない、と思っています。しかし疲れた。コントロールできない感情の不確かさったら、もう。だから素敵なのかしら。親指と人差し指の間で色々想う。帰って「カリオストロの城」を観た。クラリスかわいすぎ。今朝、自分が吐く真っ白な息を眺めながら自転車を漕いだ。一週間ぶりに登園した息子、私の背中に隠れて一歩も動かず。はずかしい…と小さな声で呟いてます。がんばりー、母ちゃんいつでもあんたの味方ですから！旅立つ彼女から届いたメール。鳴った瞬間に、絶対にそう！と信頼できる確信。黒ウサギの私を連れて行っておくれ。私は歯医者へ行きまして、今から息子のお迎えです。そして、そのちょっと先の方を見据えて、頑張ってみようかと思います。
