こんにちは。

《心を強くして、よりよい人生を生きる》

Keep Smiling~心理カウンセラー・講演講師

横山人美です。



アスペルガー症候群の息子の子育ての思い出をもとに、前向きな発達障害とのかかわりかたの連載をしています。


1回目はコチラです。

2回目はコチラです。


前回のつづき…

息子は、「木」と「家」と「人」の絵を描き、私は『息子さんはアスペルガーの疑い』の言葉を言い渡され、小さな冊子をいただき帰路につきました。


が…


私の頭のなかでは、

「アスペルガー?発達障害?生まれつき?」

今まで息子との間に存在しなかった3つの言葉が、ぐるぐる巡っているだけで、完全に思考はストップ状態(笑)…


やがて、ぼんやりと、


生まれたばかりの頃、赤ちゃんを運ぶかごに息子を入れて、車に乗せたのが悪かったのかな?

アンパンマンのビデオをたくさん見せたからかな?

もっと、もっと話しかけた方がよかったのかな?

仕事のために、生後6ヶ月から保育園に預けたのは間違えだったのかな?


と、一瞬…ほんの一瞬だけ、


今まで頑張って子育てをしてきた自分を否定し始めたのです。


そんなことないビックリマークあるわけない!!

でも、なんか、ちょっと変なんだよな~あせるあせる

でも、障害じゃないでしょ…治るでしょ音譜


自分自身を慰めたり、言い訳したりしながら
いただいてきた小さな冊子
読むには少し抵抗感がある小さな冊子を恐る恐る読み始めました。

すると…

あ!この本の中に息子がいる‼





まるで、息子がこの冊子の主人公かと思うほど、思い当たることや、今まで「ちょっと変?」と気になっていたことの答えが、最初から最後まで綴られていたのです合格

冊子の後半に、
アスペルガー症候群の弱点や欠点を無理やり治そうとしても、脳機能のかたよりのために起こる障害なので、彼らは、どうすることもできずに苦しむばかりです。
とありました。



そうか!

息子は苦しんでいるのか…。

それなのに、息子の行動が違うと言って、怒ったり、叱ったり、どうしてだろう?と悩んだり、ストレスを感じたりしていたのか…。


お互いによくないことばかりなんだ。


私たちが考え方や接し方を変えたらいいんだ!


その読みたくなかった小さな冊子が、
とたんに大切な冊子ラブラブに変わり(笑)…
何度も何度も読み返しました。


読み終わる頃には、
「息子に苦しい思いなんかさせてたまるもんか」

障害について勉強したり、理解を深めれば、何てことないでしょチョキ

大丈夫!大丈夫!


と、さっきまでの一瞬、暗~い感じの自分は消え去り、いつも通りの自分に戻った瞬間を今でもよく覚えていますクローバー


全ては、かわいくて愛しい息子への思いからの「決心」だったような気がします。


つづく音譜



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