どうも、こんにちは
先日ニュースで「小中学校の不登校が過去最多」という見出しを見て胸がざわっとしました。
うちの子は来年から小学校…
「もし自分の子がそうなったら?」
「なんでこんなに増えているんだろう?」
──そう思って、少し深掘りしてまとめてみました
現状の確認(2024年度)
- 文部科学省の調査で不登校の児童生徒数が約35万4千人、12年連続で過去最多を更新。
- 特に小学校低学年で増加が顕著。
- 同時に、いじめの認知件数も過去最多となっている点が指摘されています。
どうして不登校が増えているの?
専門家が指摘する主な要因をわかりやすくまとめると次の通りです。
単一の理由ではなく、社会・学校・家庭・子ども自身の変化が複合的に影響しています。
- 学校の対応力(教員の多忙・支援体制の限界)
- 共働きや核家族化による家庭の時間的・心理的余裕の減少
- 発達特性や感覚過敏など、子どもの多様性の顕在化
- SNSやスマホによる24時間の人間関係ストレス
- 「不登校」を肯定的に受け止める価値観の広がり(可視化の進行)
行政・学校・家庭、それぞれにできること
行政
- スクールカウンセラー等の増員
- 教育・医療・福祉の地域連携体制強化
学校
- 段階的復帰プラン(短時間登校など)の作成
- 教職員への研修(発達特性・トラウマ理解)
家庭
- まずは責めずに安心できる居場所をつくる
- 必要なら早めに専門家へ相談
親としての心の準備
- 責任を感じすぎない:不登校が必ずしも親の“失敗”ではないことを知る。
- 小さな前進を認める:起きられた、家から出られた、という小さな一歩を褒める。
- 早めに専門家へ相談:学校の相談窓口・児童精神科・臨床心理士などを活用する。
- 親自身のケアを忘れない:相談相手を持ち、孤立を避けることが長期支援の鍵。
まとめ
不登校のニュースは不安になりますが、それは同時に「これまで見えなかった子どものSOSが表に出てきた」証拠とも言えます。
大切なのは「登校できるかどうか」だけを見ないこと。
子どもが自分らしく生きる力を取り戻すための別ルートを、大人が一緒に探していく
──そんな視点が必要だと感じています。
ということで、
まったね〜
