どうも、こんにちは


2025年10月22日、退職代行サービス「モームリ」を運営する株式会社アルバトロスが、弁護士法違反の疑いで警視庁の家宅捜索を受けたニュースが話題になっています。


今回は、この件の概要や背景、今後の影響、SNSでの反応などをまとめました。





🔹 1. 概要

警視庁は22日、アルバトロス社および都内の複数の法律事務所を、弁護士法違反(非弁提携)の疑いで家宅捜索しました。


焦点となっているのは次の2点です。


  • 弁護士に依頼者を有償で紹介し、紹介料を受け取っていた疑い
  • 弁護士資格を持たない社員が、残業代請求や有給消化などの交渉を行っていた可能性

🔹 2. アルバトロス社とは?業務・実績・評判

会社概要・業務内容

アルバトロス社は、退職代行サービス「モームリ」を中心に展開しています。


「LINEで完結」「24時間365日対応」を売りにし、退職者の声やデータを分析した派生サービス「MOMURI+(モームリプラス)」も展開していました。

業績

  • 2024年8月時点で累計利用者約15,900名
  • 2025年1月期の売上は約3.3億円と報じられ、急成長中の企業

評判

良い口コミ

  • 「LINEで完結できて楽」「即日対応が助かる」
  • 「料金が安い(正社員22,000円/アルバイト12,000円)」

気になる口コミ

  • 「退職後のフォローが少ない」
  • 「法律関係の交渉は苦手分野」
  • 「元社員の証言で、法的グレーな運営実態があった」との報道もあり


🔹 3. 何が問題?「非弁提携」とは?

弁護士法72条では、弁護士でない者が報酬を得て「法律相談」「交渉」「紛争解決」を行うことは禁止されています。また、弁護士と企業が報酬を分け合う形で案件を紹介し合うのも非弁提携に該当します。

モームリ側で指摘されている疑い

  • 弁護士に紹介料を得る形で依頼者を紹介していた
  • 同社自身が残業代請求や有給交渉などを代行していた

わかりやすく言うと…

例えば「会社に残業代を払ってほしい」と退職代行会社が交渉した場合、それは弁護士しかできない行為です。


一方、「退職します」という意思を伝えるだけなら、法的にはグレーですが違反になりにくいとされています。今回のケースでは、この“境界線”を超えていた疑いがあります。



🔹 4. 今後の見通しと業界への影響

捜査の行方

押収資料の解析を通じ、非弁提携の有無を警視庁が調べています。違法性が認められれば、刑事処分や業務停止の可能性もあるとの報道です。

業界全体への波及

退職代行サービスはここ数年で急拡大しましたが、今回の件を受けて「法的にどこまで対応できるのか?」という議論が再燃しています。


特に「交渉も任せられる」と宣伝するサービスは、弁護士や労組との連携体制を見直す必要があります。

利用者へのアドバイス

  • 「退職届を出すだけ」であれば退職代行でもOK
  • 残業代請求・ハラスメント問題・訴訟関係は、弁護士に直接相談するのが安心
  • 申し込み前に「どこまで対応できるのか」「弁護士監修か」を確認しておく


🔹 5. SNSの反応

SNSではさまざまな意見が飛び交っています。「やっぱりそうか」と驚かない声もあれば、「これで退職代行使いにくくなる」と不安視する人も。

立場や視点によって反応が分かれています。

💬 共感・理解派

  • 「退職代行って、結局どこも弁護士とグレーな関係あるんじゃないの?」
  • 「普通の会社員じゃ弁護士費用払えない。代行があるから辞められた人も多いはず」
  • 「モームリは対応丁寧だった。悪気があったとは思えない」

⚖️ 批判・懸念派

  • 「人の人生を扱う仕事なのに、法を軽く見るのはダメ」
  • 「非弁行為は明確に違法。業界全体を見直すべき」
  • 「『弁護士監修』をうたうなら、責任を持つべきでは?」

🧭 中立・様子見派

  • 「まだ捜査段階でしょ?確定じゃないのに叩くのは早い」
  • 「モームリ使う予定だったけど、しばらく様子見かな」
  • 「どこまでがアウトなのか、きちんと線引きを知りたい」

🏢 専門家の意見

  • 「退職の意思伝達までは合法。ただし残業代請求などに入ると非弁リスク」
  • 「代行サービスが成長するほど、法的リテラシーが必要」
  • 「業界全体でグレーの境界を明確化しないと同じ問題が起こる」


🔹 6. まとめ

今回の家宅捜索は、単なる一企業の問題にとどまらず、退職代行業界全体のコンプライアンスが問われる出来事です。


SNS上でも、共感・懸念・慎重意見が入り混じる状況で、利用者側も「どこまで任せられるのか」を意識する時代になりつつあります。


退職代行サービスの利用を検討している方は、改めて「安全で信頼できるサービスか」を確認し、法令の範囲内で賢く活用することが重要ですね。




業務の大事なところだから気をつけていると思ったらこんなことになっていたんですね。

ゆっくりと見守っていきたいと思います凝視



では、まったね〜