どうも、こんにちは
今日は最近、うちの子がやたらと口にする「イタリアンブレインロット」についてご紹介
SNSや学校で「トララレロ・トラララ!」なんて聞いたことありませんか?
実はこれ、ただの意味不明なフレーズではなく、世界的に流行している“ミーム”のひとつなんです。
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イタリアンブレインロットとは?
イタリアンブレインロット(Italian Brainrot)は2025年にSNSを中心に大流行しているネット文化。
- 動物やモノをAIで合成した 不思議キャラクター
- イタリア語っぽい造語(‐ini、‐ello、‐ara などがつく名前)
- 合成音声で叫ばれる 意味不明なナレーション
この組み合わせがクセになる不思議な動画です。
「brainrot(ブレインロット)」は「脳が腐るほど見続けてしまう中毒的コンテンツ」というネットスラング。
まさにその名前の通り、子どもたちが夢中になるのも納得です。
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実はイタリア発じゃない!?
名前に「イタリアン」と付いているので「イタリア文化?」と思う方も多いですが…
発祥はインドネシア!
イタリア語風のリズムや響きが面白くて「イタリアン」と呼ばれるようになりましたが、イタリアと直接の関係はありません。
このズレも面白さを後押ししているポイント。
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人気キャラクターの例
一度見たら忘れられないキャラクターたちをご紹介
トララレロ・トラララ …
ナイキのスニーカーを履いた三本足のサメ
バレリーナ・カプチーナ …
カプチーノカップが頭のバレリーナ
ボンバルディロ・クロコディロ …
ワニの頭+戦闘機の体
名前を唱えるだけでも楽しく、子どもたちの間で“呪文ごっこ”のように広まっています。
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どんな層に人気?
- 小学生世代(Gen Alpha) … 一番の中心層。学校で友達同士が真似して流行。
- 中高生〜若いZ世代 … ネット文化への感度が高く、ナンセンスを楽しむ層。
- SNS常連ユーザー … TikTokやYouTube Shortsなど、短尺動画を日常的に見る層。
逆に大人世代からすると「何が面白いのか全然分からない」という反応も多く、世代ギャップを感じる現象にもなっています。
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なぜここまで人気が広がったのか?
- 短時間で笑える即効性
- AIで誰でも簡単に作れる参加型文化
- 言葉のリズムや響きがクセになる
- “意味不明さ”自体が面白い
- SNSで共有・真似されやすい
特に「大人が理解できないものを子どもたちが楽しむ」という構図は、昔の“ナンセンス遊び”や“意味不明なギャグ”と似ていて、時代を超えて共通する子ども文化の一面とも言えそうです。
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子どもの脳への影響は?
最近の研究では、短くテンポの速い動画を長時間見る子どもほど「注意力の低下」や「学業成績とのマイナスの関連」が指摘されています。
MRI調査でも、スクリーン時間が多い幼児は脳の発達(言語や注意に関わる部分)に違いが見られるとの報告があります。
「イタリアンブレインロット」のように刺激が強く意味が薄い動画は、瞬間的な面白さは大きいものの、集中力や持続的な学習姿勢の育ちを妨げるリスクがあると考えられます。
ただし影響は個人差も大きいため、視聴時間を区切る・内容の質を工夫する・他の遊びや学びとバランスを取るといった工夫が現実的な対策といえます。
こんな世界があったんですね〜
子どもが成長して、いつの間にかいろんなものを持ち帰ってくるので追いつくのにやっとです💦
でも、こうして中身を知ると面白いものですね〜
では、まったね〜