どうも、こんにちは
今日は、9月1日にXで大炎上した、ある飲食店のエピソードについて掘り下げ
仙台市にあるたこ焼き店「笑亭屋」の店主が、スキマバイトアプリ「タイミー」経由で来たワーカーを「出勤3分前に到着した」という理由で帰宅させた一件
この出来事が、労働者の権利や飲食業界の人手不足をめぐる議論を巻き起こしました。
事件の概要:何が起こったのか?
店主は、タイミーアプリで募集したワーカーが勤務開始時刻のわずか3分前に到着したとして、その人を即座に帰宅させたのです。
投稿では、「普通の人っていないんですかね」と嘆くような表現を使い、準備時間(着替えや業務説明)の必要性を強調していました。
これがネット上で拡散され、瞬く間に炎上。店主の対応が「労働基準法違反ではないか」との指摘が相次ぎました。
店側は人手不足を解消するためにタイミーを利用したはずですが、店主の主張は「3分前では準備が間に合わない」というもの。
具体的には制服の着用や業務の説明が必要で、それらを勤務時間外にこなすよう求めていたようです。
しかし、労働基準法では、着替えや準備行為は「労働時間」に含まれると解釈される場合が多く、賃金を支払う義務が生じます。
店主の投稿では、「法令遵守は大前提だが、日本では仕事するのに生きづらい」とのコメントもあり、これがさらに火に油を注ぎました。
さらに、店主の過去の投稿を掘り下げると、スタッフの離脱が頻発していることが判明。
固定のアルバイトが次々と辞めていく中で、タイミーに頼らざるを得ない状況だったようです。
ネットユーザーからは、「自業自得」「ブラック企業の典型」との声が上がり、店舗の評判が一気に悪化。Xのトレンドにまで上り詰め、1日で数万のビューを集めました。
SNSの反応:批判の嵐と一部の擁護意見
この事件はXを中心に広がり、さまざまな意見が飛び交いました。主に批判が優勢ですが、飲食業界の現実を指摘する声も。
1. 労働法違反を指摘する批判派
- 「準備時間は労働時間に含まれるはず。3分前で帰宅させるなんて、賃金未払いの違法行為だろ!」という声が多く、労働基準監督署への通報を勧める人も。 特に、タイミーのようなスポットワークでは、時間厳守が前提なのに、店側が事前の準備を無給で強要するのはおかしいと非難されています。
- 「スタッフが辞めていく理由がわかるわ。自業自得で人手不足になってるんじゃないの?」と、店主の経営姿勢を疑問視。過去の投稿から、店が「みんなが笑顔で」というスローガンを掲げているのに、実際の対応が逆効果だと皮肉る人もいました。
- 「この店主、もう無理だろ。客もスタッフも逃げるよ」と、店舗の存続を危ぶむ意見も。炎上後、店主はアカウントを削除したようですが、それすら「逃げ腰」と批判されています。
2. 店主を擁護する少数派
- 「トロトロ準備してる時間も金払えってのはおかしい。飲食店の実情を考えろ」という声。店主の「生きづらい」という言葉に共感し、過度な法令遵守が小規模店舗を苦しめていると指摘。特に、飲食業界の人手不足を背景に、「ワーカーがもっと早く来て準備するのが常識」との意見がありました。
- 「正社員ならまだしも、タイミーに何を期待してるんだ?」という逆の視点も。スポットワーカーは即戦力のはずだが、3分では業務開始に支障が出ると擁護。 ただし、これらは少数で、すぐに反論が殺到していました。
3. 業界全体の問題を議論する声
- 「この国の労働力は外国人に頼るしかないのか…絶望感」と、事件をきっかけに人手不足の深刻さを嘆く投稿。タイミーなどのアプリが普及する中、スポットワーカーの扱いが今後の課題になるとの指摘が目立ちました。
- 「着替えは勤務時間に含まれる常識。タイミー側もブラックリストに入れるべき」と、アプリ運営側への対応を求める意見も。また、「固定バイトが辞める店で、タイミーに頼るなんて悪循環」と、根本的な経営改善を促す声がありました。
全体として、批判が9割以上を占め、店主の投稿が「炎上商法?」と疑われるほどでした。Xの特性上、感情的なコメントが多く、冷静な議論は少ない印象です。
自分では当たり前に思っても世の中とズレていることってありますね
人の振り見て我が振り直せ…と思いました
日々勉強ですね
では、まったね〜