5月に入り、また新たな公式戦が入ってくる。

 

今年は4月のU12リーグからフットサルに続き小学生は2チームで参戦。

最低16人の選手はピッチに立ち続けることになる。

多くの経験を経て後期リーグやその後の公式戦、次の世代に向けてしっかり頑張ってほしい。

5月は両方の試合を多くみることができた。

もちろん当たり前だけど課題はある。でも2nd登録の選手たちも闘う眼をもってアグレッシブに

試合をやっている。2チームで登録している分人数も少なくハードにやらないといけない日も多いい。でも練習から明らかに目の色を変えてやっている姿を観て本当に参戦してよかったなあと思います。TOPの選手たちはあまりこういう状況を経験しない、そのため指導されることも多くなる。

中学生も同じ現象が起きる。少しずつ気づきながらチームを代表してピッチに立ってほしいと思います。

中学生は勝てない県リーグの合間にクラブ選手権の支部予選が入ってきた。

10分短い支部予選の難しさもあるが、ラスト10分にやられているリーグを観ていると

少し好機もあるシュチュエーションかもしれない。

なんとか準決勝・決勝共に主導権を握りながら試合を勝つことができた。出だしはバタバタしてしまうが。でも支部予選の難しさもあり数年ぶりの優勝。多くの結果が出ていた世代が支部予選優勝できなかったのにこの状況下の選手たちが優勝できたのもサッカーの面白さ。

その後に迎えた県リーグは苦しい状況の中でもラスト10分で勝ち切れたのも成長を感じる。

よい流れで来ていただけに体育祭や神幸祭やらでふわふわさせられる期間に入っていったのが残念で仕方ないが兜の尾をしっかり締めて受験生でもあるのでしっかりさせないといけない。

支部リーグでも2ndの選手たちが支部の強豪チーム相手に主導権を握りながらゲームを進めていることにたくましく思う。チーム内の競争に大きく躍進してほしいと思う。

年度ごとに選手が入れ替わる中でセレクションではないうちは自分がやりたいサッカーにはめるのはすごく簡単。でもうちはそこにいる選手の実力や特性に合わせて、今回はこういうサッカーをしようと決めることからスタートしていろんなことを試し経験させながらシステムややりかたにたどりつきます。いろいろな選手のそれぞれの性質を見極めた上でカウンターだつたりポゼッションだつたり攻撃的サッカーだつたりということを決めてからしっかり彼らに会う形を考える。

だからシステム練習や戦術練習・型にはめる試合前ミーティングやゲームプランの話はしない。

しても1年間のうちに何回か。

やるのは判断を伴う練習。自分で観て判断する練習。

判断力を育てたいと思う。そのため私生活も含めてしっかり判断できない選手は中々難しいと思う。常日頃良い悪いを判断していかないといけない。今の社会は罰さえもないので悪いことも悪いと思わないことも多々ある。その中でクラブ・仲間・相手・審判等環境を用意してくれる方々に

対して裏切ることのないように良い判断をしていってほしいとも思う。

大事なのはクラブならサッカーに突き進む心。手を抜くことは非常に危険。

120%取り組むことが重要なこと。しっかり思春期後期に向けて植え付けていきたいとは感じています。リバウンドメンタルティもしっかり持てる子ではないと落ち込むようなことがあってもそれに一喜一憂することなく自身の目標に向かっていくところもこれから培っていかないといけない。クラブチームで毎日会うわけではない。本当に一緒に過ごす期間は短い期間。

育成年代だから急がなくていい。ただ急がなくていいけどそんなに急激に変わるものではないことも現状。街クラブではJクラブや高校、代表のようにどんどん入れ替えることはできない。

ほぼ3年間その年代を主軸として過ごす。大事なのはいまある力で自分を最大限に発揮するためには何が必要なのかを考えること。新幹線より自転車の方がよさがある時もある。車よりバイクの方のほうもそう。それをどう運用するか・使うかのドライビングテクニックが大事である。

youtubeの影響か家庭のサッカーの観方かわからないけどよくスーパープレー集のようなシーンのみ自分や他人を評価してしまうことがある。でも試合時間の中でチームプレーをしようとしない選手がそれだけをやって評価してしまう雰囲気もある。チームプレーの中でそのプレーができれば本当に素晴らしい選手なのだか。状況把握、判断を伴うプレーをしようとしない選手が多くなった。もちろん僕たちの問いかけに少しずつ変化している選手もいますが、そこにわかっていながらそむけ変わろうといない選手、拘っている選手もいるのも事実。本人は正解だと思っているのでしょうが我慢比べをしていますが、時間は無限にはない。また違った世界が見えるのにもったいないと思う。オフザピッチの考えたか、重要性が本当にメンタルに出るなあと思う今日この頃。

なんとかしてやりたいという感情を持たなければ本当に楽なのだが。欧米等では1年契約。韓国等でもそう。行きたい・やりたいクラブから切り捨てられる。でもいつか現代の状況を考えても、クラブや学校が契約社会になっていくのは時間の問題ではないかと思うが、今の日本の忍耐強く待つ文化も好きなのだか・・。