12/13
この日記でも何度か言っていることだが
この歳になってもいまだに高校に通っている
という悪夢をよく見ている。
いわゆる続きものの夢である。
ところが昨日、長年見ていたこの夢に新展開が起きた。
ついに大学に入学できたのだ。
学校名は、盛岡実業大学。
岩手県の盛岡駅からバスで1時間という立地で、当然のごとく皆が寮生活を送ることになる。
いちおう一人部屋だが、古い和室で鍵もかからない。
周囲には申し訳程度の商店があるだけ。
皆で遊ぶ時は、頑張って盛岡駅まで出るそうだ。
盛岡の人には悪いが、こんな田舎でどうしようと途方にくれてしまう。
それでも、三十路手前で高校に通うよりはずっとマシだと思い直す。
住んでいる人は明るくて親切そうだ。
しかもどうも男女共同の寮らしく、同じ階にもちらほらと女性の姿が見える。
よしここで頑張るか!と
寮長である、キノコカレーだけ出す食堂のオバさんに挨拶しにいくところで目が覚めた。
いよいよ大学生編の始まりという訳だ。
この夢もこれからずっと続いていくと思うので
なんとかして、よりよいキャンパスライフをエンジョイしてみようと思う。
現実世界の人生の方ではもうそろそろ
「あ、ダメだなこりゃ」
という諦めが大方ついてきたので
夢の方に傾けるべき精神力をシフトしていくのも、人生計画の一つではあるだろう。
盛岡実業大学での楽しい寮生活。
なにか進展があれば、この日記で逐一報告していこうと思っています。
そしてもし本当に毎日毎日、寮生活のことしか書かないようになったら、僕の親にそうっと連絡しておいて下さい。
この歳になってもいまだに高校に通っている
という悪夢をよく見ている。
いわゆる続きものの夢である。
ところが昨日、長年見ていたこの夢に新展開が起きた。
ついに大学に入学できたのだ。
学校名は、盛岡実業大学。
岩手県の盛岡駅からバスで1時間という立地で、当然のごとく皆が寮生活を送ることになる。
いちおう一人部屋だが、古い和室で鍵もかからない。
周囲には申し訳程度の商店があるだけ。
皆で遊ぶ時は、頑張って盛岡駅まで出るそうだ。
盛岡の人には悪いが、こんな田舎でどうしようと途方にくれてしまう。
それでも、三十路手前で高校に通うよりはずっとマシだと思い直す。
住んでいる人は明るくて親切そうだ。
しかもどうも男女共同の寮らしく、同じ階にもちらほらと女性の姿が見える。
よしここで頑張るか!と
寮長である、キノコカレーだけ出す食堂のオバさんに挨拶しにいくところで目が覚めた。
いよいよ大学生編の始まりという訳だ。
この夢もこれからずっと続いていくと思うので
なんとかして、よりよいキャンパスライフをエンジョイしてみようと思う。
現実世界の人生の方ではもうそろそろ
「あ、ダメだなこりゃ」
という諦めが大方ついてきたので
夢の方に傾けるべき精神力をシフトしていくのも、人生計画の一つではあるだろう。
盛岡実業大学での楽しい寮生活。
なにか進展があれば、この日記で逐一報告していこうと思っています。
そしてもし本当に毎日毎日、寮生活のことしか書かないようになったら、僕の親にそうっと連絡しておいて下さい。
12/12
夢を見た。
自分は実家に帰って、八王子のニュータウンな住宅街で暮らしている。
ただ、なぜかクリリンになっていた。
近所に住む幼馴染のべジータが会社を作るという噂を聞いて
「そこに入れてもらえば就職できる!」
と、つかのま喜ぶ。
現に、その住宅街に住む同級生たちは皆、べジータの会社に誘われているようだ。
しかし少し遅れて、クリリンである自分だけ誘われない、という噂も耳にする。
石井さんという女性(僕の現実の幼馴染にはいない人)(かわいいらしい)が気円斬を使えるので、彼女を採用するそうだ。
「気円斬、クリリンが始めたのにひどいよな」
一応のフォローを入れる近所の友人たちだが、心のこもってないことは見え見え。
そうするうちに、実家の前でべジータとばったり。
なんで俺を会社に入れないんだよ!と怒るのもはばかられて
「いやあ、会社おこすんだって?聞いたよ」
と、ヘラヘラしながら喋りかける。
「うん、悪いけど、お前じゃなくて石井さんを入れる。他のメンバーも顔で選んだ。お前は平凡な顔だから」
近くにあった車のガラスに顔を映すと、確かにクリリンの顔は平凡に見える。
「今度、映画も撮れることになった」
さらっと言ってくるべジータ。
「えー、じゃあそれはちょっと出してよ。あ、もちろんすげえちょい役でいいから。最近ホント仕事ないんだよー」
なるべく柔らかく言うクリリンの僕。
「ああ、それはたぶん大丈夫」
気円斬についての僕への負い目もあるのだろうが、けっこういい奴のべジータ。
その、ちょっといい奴というところが更にムカつくのだが
闘ったら絶対に勝てない(そこはドラゴンボールの設定が活かされている)ので
やはりヘラヘラと、うちら友達だよね感を出しつつ、その場を別れそうになったところで
うわあ!
と飛び起きたのだが
その瞬間、目の前に積まれた服が泥棒に見えて、とっさに反撃しようとしてしまう。
すぐに
「あ、服か」
と気付く。
踏んだり蹴ったりとはこのことだ。
しかし何よりも驚いたのは
普通、夢ってもっと比喩?とか象徴?とかで遠回しに語るものじゃないの?
あからさまに、貯金が底を尽きかけてるから見たっていう夢じゃないですか。
自分は実家に帰って、八王子のニュータウンな住宅街で暮らしている。
ただ、なぜかクリリンになっていた。
近所に住む幼馴染のべジータが会社を作るという噂を聞いて
「そこに入れてもらえば就職できる!」
と、つかのま喜ぶ。
現に、その住宅街に住む同級生たちは皆、べジータの会社に誘われているようだ。
しかし少し遅れて、クリリンである自分だけ誘われない、という噂も耳にする。
石井さんという女性(僕の現実の幼馴染にはいない人)(かわいいらしい)が気円斬を使えるので、彼女を採用するそうだ。
「気円斬、クリリンが始めたのにひどいよな」
一応のフォローを入れる近所の友人たちだが、心のこもってないことは見え見え。
そうするうちに、実家の前でべジータとばったり。
なんで俺を会社に入れないんだよ!と怒るのもはばかられて
「いやあ、会社おこすんだって?聞いたよ」
と、ヘラヘラしながら喋りかける。
「うん、悪いけど、お前じゃなくて石井さんを入れる。他のメンバーも顔で選んだ。お前は平凡な顔だから」
近くにあった車のガラスに顔を映すと、確かにクリリンの顔は平凡に見える。
「今度、映画も撮れることになった」
さらっと言ってくるべジータ。
「えー、じゃあそれはちょっと出してよ。あ、もちろんすげえちょい役でいいから。最近ホント仕事ないんだよー」
なるべく柔らかく言うクリリンの僕。
「ああ、それはたぶん大丈夫」
気円斬についての僕への負い目もあるのだろうが、けっこういい奴のべジータ。
その、ちょっといい奴というところが更にムカつくのだが
闘ったら絶対に勝てない(そこはドラゴンボールの設定が活かされている)ので
やはりヘラヘラと、うちら友達だよね感を出しつつ、その場を別れそうになったところで
うわあ!
と飛び起きたのだが
その瞬間、目の前に積まれた服が泥棒に見えて、とっさに反撃しようとしてしまう。
すぐに
「あ、服か」
と気付く。
踏んだり蹴ったりとはこのことだ。
しかし何よりも驚いたのは
普通、夢ってもっと比喩?とか象徴?とかで遠回しに語るものじゃないの?
あからさまに、貯金が底を尽きかけてるから見たっていう夢じゃないですか。
12/11
忘年会がてら、けっこうな人数で飲む。
男ばかりで8人、昼の14時から夜の2時まで、半日ずっと酒リレー。
昨今のモテか非モテかという分類はあまり良くないと感じている僕だが
そんな集まりに参加する彼らがどちら側なのかは、言わずもがなだろう。
だいぶ酒が進んで気がよくなったこともあり
(ここは恋愛巧者の僕が、彼ら弱者たちに教えを説かなければいけない)
といった義務感に駆られる。
「ていうか、君たちさあ、モテないモテないと言う前に、恋愛マニュアル本を読んでるの?いったい今まで恋愛本を何冊読んだ?
……0冊?
ああ~、はいはい、そういう人たちね了解了解。……うん……なるほどねえ……
まあ、どうりで、っていうか、そういう言い方したら悪いけど……ああーもう!なんて言えば傷つけないかなあ!
うん!この場は俺が納得いったから、ありがとう!って言わせてもらって!俺のデータを補強してくれて感謝!って敢えて言わせてもらって!
その上で言うんだけどさあ。
俺は少なくとも30冊は読んだよ!それでも足りないと思っている!とにかく読め!数をこなせば恋愛のことが少しずつ分かってくる!
まず読め!片っ端から読め!
そこで初めて恋愛について1mmだけ分かって……
話はそれからだ!」
そんな僕の恋愛哲学における金科玉条を、延々、大声で述べ続ける。
が、相当ウザかったのか、誰も反論もせずに横で別の話を続けている。
それはまあいいのだが、それにしても対応が明らかに冷たい。
7人のうちほとんどが数年以上の付き合いがある人だが
そして今までけっこうな数のウザいことを彼らにしているのだが
ここまで「あ、俺、今ウザいと思われてる?」空気をビンビンに感じたことはなかった。
「全く、俺も俺だけど、あいつらもあいつらだよ!」
と憤っていた、その次の日。
全く別の人間から
「いやあ、先週の飲み会ではウザかったですね」
と言われてしまう。
先週、血液型ZONE(ボーイズトーク)の諏訪山先生が東京にお越しになられた時。
歓迎の飲み会を催したところ、15人近くというけっこうな人数が集まったのだ。
これはかなり重要なのだが、その中には当然のごとく、忘年会に集まったメンバーも全員参加していた。
そしてもっと重要なことには、今回の忘年会とは違い、女子が4人も(全て諏訪山先生目当て)来ていた。
※ちなみに、僕が神戸に行った時に来てくれたリスナーは、1人。
※男
※しかし、僕はその彼に生涯感謝し続けるので、15人も集めた諏訪山先生が幸せなのか偉いのかというと、決してそうは思わない。
※なぜなら人間関係とは「広さ」で語るべきではなく「濃さ」で語るべきで、例えば僕は死ぬ瞬間に”ああ……俺が神戸に行った時は、一人だけ、こんな俺に会いに来てくれた人がいたなあ……”と穏やかな気分で思い返すことが出来る自信があるのに対して、15人もファンが来た諏訪山先生はチヤホヤ慣れして1人1人についてはどうせ記憶の彼方にすっかり忘れてしまうので、逆に僕は「諏訪山ってやつぁ哀れだな……」なんて同情してしまうというか、別に全くどうでもいいことではある。
そこで断言するが、彼の歓迎飲み会で、ウザいことなどした記憶はない。
確かにちょっと諏訪山先生についてムカついていたことは否めない。
しかしこれは本当に断言するが、いくら酔っぱらってもウザいことは絶対にしていない。
「失礼な!身内だけならいざしらず、初対面の人も数人いたオフィシャルに近い場で、そして女性が4人も(全て諏訪山先生目当て)いる場で、この僕が評判を落とすような真似をするはずないでしょう!」
そう問い詰めたところ
「しばらくしたら完全に酔っ払って、恋愛マニュアル本を読まない奴はダメだ!ということを周囲のテーブルに響き渡るほどの大声で演説していましたよ」
と指摘される。
バカじゃないの?
そんなの、僕自身には全く記憶がありません。
ホントに全然、いくら必死に思い返してみて心当たりの一つもありまっせん。
なので、嘘をつかれているか、何かの巨大な陰謀が働いているかのどちらかだとは明確に分かる。
分かるのだがもし、それが本当に起こったことだと仮想実験してみると
あの忘年会の7人は、二週連続で、うららかな週末に、この僕から
「恋愛マニュアル本を読んでいないからダメだ!」
と怒鳴られ続けたということになる。
かわいそう!
男ばかりで8人、昼の14時から夜の2時まで、半日ずっと酒リレー。
昨今のモテか非モテかという分類はあまり良くないと感じている僕だが
そんな集まりに参加する彼らがどちら側なのかは、言わずもがなだろう。
だいぶ酒が進んで気がよくなったこともあり
(ここは恋愛巧者の僕が、彼ら弱者たちに教えを説かなければいけない)
といった義務感に駆られる。
「ていうか、君たちさあ、モテないモテないと言う前に、恋愛マニュアル本を読んでるの?いったい今まで恋愛本を何冊読んだ?
……0冊?
ああ~、はいはい、そういう人たちね了解了解。……うん……なるほどねえ……
まあ、どうりで、っていうか、そういう言い方したら悪いけど……ああーもう!なんて言えば傷つけないかなあ!
うん!この場は俺が納得いったから、ありがとう!って言わせてもらって!俺のデータを補強してくれて感謝!って敢えて言わせてもらって!
その上で言うんだけどさあ。
俺は少なくとも30冊は読んだよ!それでも足りないと思っている!とにかく読め!数をこなせば恋愛のことが少しずつ分かってくる!
まず読め!片っ端から読め!
そこで初めて恋愛について1mmだけ分かって……
話はそれからだ!」
そんな僕の恋愛哲学における金科玉条を、延々、大声で述べ続ける。
が、相当ウザかったのか、誰も反論もせずに横で別の話を続けている。
それはまあいいのだが、それにしても対応が明らかに冷たい。
7人のうちほとんどが数年以上の付き合いがある人だが
そして今までけっこうな数のウザいことを彼らにしているのだが
ここまで「あ、俺、今ウザいと思われてる?」空気をビンビンに感じたことはなかった。
「全く、俺も俺だけど、あいつらもあいつらだよ!」
と憤っていた、その次の日。
全く別の人間から
「いやあ、先週の飲み会ではウザかったですね」
と言われてしまう。
先週、血液型ZONE(ボーイズトーク)の諏訪山先生が東京にお越しになられた時。
歓迎の飲み会を催したところ、15人近くというけっこうな人数が集まったのだ。
これはかなり重要なのだが、その中には当然のごとく、忘年会に集まったメンバーも全員参加していた。
そしてもっと重要なことには、今回の忘年会とは違い、女子が4人も(全て諏訪山先生目当て)来ていた。
※ちなみに、僕が神戸に行った時に来てくれたリスナーは、1人。
※男
※しかし、僕はその彼に生涯感謝し続けるので、15人も集めた諏訪山先生が幸せなのか偉いのかというと、決してそうは思わない。
※なぜなら人間関係とは「広さ」で語るべきではなく「濃さ」で語るべきで、例えば僕は死ぬ瞬間に”ああ……俺が神戸に行った時は、一人だけ、こんな俺に会いに来てくれた人がいたなあ……”と穏やかな気分で思い返すことが出来る自信があるのに対して、15人もファンが来た諏訪山先生はチヤホヤ慣れして1人1人についてはどうせ記憶の彼方にすっかり忘れてしまうので、逆に僕は「諏訪山ってやつぁ哀れだな……」なんて同情してしまうというか、別に全くどうでもいいことではある。
そこで断言するが、彼の歓迎飲み会で、ウザいことなどした記憶はない。
確かにちょっと諏訪山先生についてムカついていたことは否めない。
しかしこれは本当に断言するが、いくら酔っぱらってもウザいことは絶対にしていない。
「失礼な!身内だけならいざしらず、初対面の人も数人いたオフィシャルに近い場で、そして女性が4人も(全て諏訪山先生目当て)いる場で、この僕が評判を落とすような真似をするはずないでしょう!」
そう問い詰めたところ
「しばらくしたら完全に酔っ払って、恋愛マニュアル本を読まない奴はダメだ!ということを周囲のテーブルに響き渡るほどの大声で演説していましたよ」
と指摘される。
バカじゃないの?
そんなの、僕自身には全く記憶がありません。
ホントに全然、いくら必死に思い返してみて心当たりの一つもありまっせん。
なので、嘘をつかれているか、何かの巨大な陰謀が働いているかのどちらかだとは明確に分かる。
分かるのだがもし、それが本当に起こったことだと仮想実験してみると
あの忘年会の7人は、二週連続で、うららかな週末に、この僕から
「恋愛マニュアル本を読んでいないからダメだ!」
と怒鳴られ続けたということになる。
かわいそう!