12/11
忘年会がてら、けっこうな人数で飲む。
男ばかりで8人、昼の14時から夜の2時まで、半日ずっと酒リレー。
昨今のモテか非モテかという分類はあまり良くないと感じている僕だが
そんな集まりに参加する彼らがどちら側なのかは、言わずもがなだろう。
だいぶ酒が進んで気がよくなったこともあり
(ここは恋愛巧者の僕が、彼ら弱者たちに教えを説かなければいけない)
といった義務感に駆られる。
「ていうか、君たちさあ、モテないモテないと言う前に、恋愛マニュアル本を読んでるの?いったい今まで恋愛本を何冊読んだ?
……0冊?
ああ~、はいはい、そういう人たちね了解了解。……うん……なるほどねえ……
まあ、どうりで、っていうか、そういう言い方したら悪いけど……ああーもう!なんて言えば傷つけないかなあ!
うん!この場は俺が納得いったから、ありがとう!って言わせてもらって!俺のデータを補強してくれて感謝!って敢えて言わせてもらって!
その上で言うんだけどさあ。
俺は少なくとも30冊は読んだよ!それでも足りないと思っている!とにかく読め!数をこなせば恋愛のことが少しずつ分かってくる!
まず読め!片っ端から読め!
そこで初めて恋愛について1mmだけ分かって……
話はそれからだ!」
そんな僕の恋愛哲学における金科玉条を、延々、大声で述べ続ける。
が、相当ウザかったのか、誰も反論もせずに横で別の話を続けている。
それはまあいいのだが、それにしても対応が明らかに冷たい。
7人のうちほとんどが数年以上の付き合いがある人だが
そして今までけっこうな数のウザいことを彼らにしているのだが
ここまで「あ、俺、今ウザいと思われてる?」空気をビンビンに感じたことはなかった。
「全く、俺も俺だけど、あいつらもあいつらだよ!」
と憤っていた、その次の日。
全く別の人間から
「いやあ、先週の飲み会ではウザかったですね」
と言われてしまう。
先週、血液型ZONE(ボーイズトーク)の諏訪山先生が東京にお越しになられた時。
歓迎の飲み会を催したところ、15人近くというけっこうな人数が集まったのだ。
これはかなり重要なのだが、その中には当然のごとく、忘年会に集まったメンバーも全員参加していた。
そしてもっと重要なことには、今回の忘年会とは違い、女子が4人も(全て諏訪山先生目当て)来ていた。
※ちなみに、僕が神戸に行った時に来てくれたリスナーは、1人。
※男
※しかし、僕はその彼に生涯感謝し続けるので、15人も集めた諏訪山先生が幸せなのか偉いのかというと、決してそうは思わない。
※なぜなら人間関係とは「広さ」で語るべきではなく「濃さ」で語るべきで、例えば僕は死ぬ瞬間に”ああ……俺が神戸に行った時は、一人だけ、こんな俺に会いに来てくれた人がいたなあ……”と穏やかな気分で思い返すことが出来る自信があるのに対して、15人もファンが来た諏訪山先生はチヤホヤ慣れして1人1人についてはどうせ記憶の彼方にすっかり忘れてしまうので、逆に僕は「諏訪山ってやつぁ哀れだな……」なんて同情してしまうというか、別に全くどうでもいいことではある。
そこで断言するが、彼の歓迎飲み会で、ウザいことなどした記憶はない。
確かにちょっと諏訪山先生についてムカついていたことは否めない。
しかしこれは本当に断言するが、いくら酔っぱらってもウザいことは絶対にしていない。
「失礼な!身内だけならいざしらず、初対面の人も数人いたオフィシャルに近い場で、そして女性が4人も(全て諏訪山先生目当て)いる場で、この僕が評判を落とすような真似をするはずないでしょう!」
そう問い詰めたところ
「しばらくしたら完全に酔っ払って、恋愛マニュアル本を読まない奴はダメだ!ということを周囲のテーブルに響き渡るほどの大声で演説していましたよ」
と指摘される。
バカじゃないの?
そんなの、僕自身には全く記憶がありません。
ホントに全然、いくら必死に思い返してみて心当たりの一つもありまっせん。
なので、嘘をつかれているか、何かの巨大な陰謀が働いているかのどちらかだとは明確に分かる。
分かるのだがもし、それが本当に起こったことだと仮想実験してみると
あの忘年会の7人は、二週連続で、うららかな週末に、この僕から
「恋愛マニュアル本を読んでいないからダメだ!」
と怒鳴られ続けたということになる。
かわいそう!
男ばかりで8人、昼の14時から夜の2時まで、半日ずっと酒リレー。
昨今のモテか非モテかという分類はあまり良くないと感じている僕だが
そんな集まりに参加する彼らがどちら側なのかは、言わずもがなだろう。
だいぶ酒が進んで気がよくなったこともあり
(ここは恋愛巧者の僕が、彼ら弱者たちに教えを説かなければいけない)
といった義務感に駆られる。
「ていうか、君たちさあ、モテないモテないと言う前に、恋愛マニュアル本を読んでるの?いったい今まで恋愛本を何冊読んだ?
……0冊?
ああ~、はいはい、そういう人たちね了解了解。……うん……なるほどねえ……
まあ、どうりで、っていうか、そういう言い方したら悪いけど……ああーもう!なんて言えば傷つけないかなあ!
うん!この場は俺が納得いったから、ありがとう!って言わせてもらって!俺のデータを補強してくれて感謝!って敢えて言わせてもらって!
その上で言うんだけどさあ。
俺は少なくとも30冊は読んだよ!それでも足りないと思っている!とにかく読め!数をこなせば恋愛のことが少しずつ分かってくる!
まず読め!片っ端から読め!
そこで初めて恋愛について1mmだけ分かって……
話はそれからだ!」
そんな僕の恋愛哲学における金科玉条を、延々、大声で述べ続ける。
が、相当ウザかったのか、誰も反論もせずに横で別の話を続けている。
それはまあいいのだが、それにしても対応が明らかに冷たい。
7人のうちほとんどが数年以上の付き合いがある人だが
そして今までけっこうな数のウザいことを彼らにしているのだが
ここまで「あ、俺、今ウザいと思われてる?」空気をビンビンに感じたことはなかった。
「全く、俺も俺だけど、あいつらもあいつらだよ!」
と憤っていた、その次の日。
全く別の人間から
「いやあ、先週の飲み会ではウザかったですね」
と言われてしまう。
先週、血液型ZONE(ボーイズトーク)の諏訪山先生が東京にお越しになられた時。
歓迎の飲み会を催したところ、15人近くというけっこうな人数が集まったのだ。
これはかなり重要なのだが、その中には当然のごとく、忘年会に集まったメンバーも全員参加していた。
そしてもっと重要なことには、今回の忘年会とは違い、女子が4人も(全て諏訪山先生目当て)来ていた。
※ちなみに、僕が神戸に行った時に来てくれたリスナーは、1人。
※男
※しかし、僕はその彼に生涯感謝し続けるので、15人も集めた諏訪山先生が幸せなのか偉いのかというと、決してそうは思わない。
※なぜなら人間関係とは「広さ」で語るべきではなく「濃さ」で語るべきで、例えば僕は死ぬ瞬間に”ああ……俺が神戸に行った時は、一人だけ、こんな俺に会いに来てくれた人がいたなあ……”と穏やかな気分で思い返すことが出来る自信があるのに対して、15人もファンが来た諏訪山先生はチヤホヤ慣れして1人1人についてはどうせ記憶の彼方にすっかり忘れてしまうので、逆に僕は「諏訪山ってやつぁ哀れだな……」なんて同情してしまうというか、別に全くどうでもいいことではある。
そこで断言するが、彼の歓迎飲み会で、ウザいことなどした記憶はない。
確かにちょっと諏訪山先生についてムカついていたことは否めない。
しかしこれは本当に断言するが、いくら酔っぱらってもウザいことは絶対にしていない。
「失礼な!身内だけならいざしらず、初対面の人も数人いたオフィシャルに近い場で、そして女性が4人も(全て諏訪山先生目当て)いる場で、この僕が評判を落とすような真似をするはずないでしょう!」
そう問い詰めたところ
「しばらくしたら完全に酔っ払って、恋愛マニュアル本を読まない奴はダメだ!ということを周囲のテーブルに響き渡るほどの大声で演説していましたよ」
と指摘される。
バカじゃないの?
そんなの、僕自身には全く記憶がありません。
ホントに全然、いくら必死に思い返してみて心当たりの一つもありまっせん。
なので、嘘をつかれているか、何かの巨大な陰謀が働いているかのどちらかだとは明確に分かる。
分かるのだがもし、それが本当に起こったことだと仮想実験してみると
あの忘年会の7人は、二週連続で、うららかな週末に、この僕から
「恋愛マニュアル本を読んでいないからダメだ!」
と怒鳴られ続けたということになる。
かわいそう!