​いよいよ



前回の自動車学校の記事よりだいぶ時間が空いてしまいましたチーン



前回はこちら↓




第一段階の最初の頃の技能教習は、基本的な車の操作方法を習得していき、運転に慣れることがメインなので さほど大変な思いはしなかったのですが、いよいよ噂の



第1段階の最初の難関といわれる


狭路=S字とクランク


の段階へと進みました。



都内では第1段階の技能教習 全12回のうちの6回目に狭路の通行の仕方を教わります。

ちょうど第1段階の折り返し地点ですね。





感覚としては割と早い段階で狭い道を走る練習をするわけです。

狭路の技能教習の前、5回目の技能で後退(バック)を習います。

もし、狭路通行中に脱輪しそうな場合は、一度後退して やり直すためのものでもあります。




狭路通行は第1段階(仮免)試験本番でやることになる第1段階の重要テクニックの1つです。

脱輪したら仮免試験に1発で不合格…





脱輪する前に気づいて後退して、やり直しをして通行出来たら不合格にはならないので、ここで自分の通行位置が合っているか、このまま進んで大丈夫か、を見極めながら進行していきます。






まず最初に教わったのはクランクです。

クランクとは直角の曲がり角のある狭い道のことです。



画像は右折からクランクに入る場合です。

①まず左側端寄りに右折でクランクに進入します。

そのまままっすぐ左寄りを走り

②運転席から見て右の角を少し過ぎたらハンドルをめいっぱい右に切ります。

車体がまっすぐ正面に向いたらハンドルを戻し、ゆっくり進行していきます。

③今度は助手席側、左の窓から見て左の角を過ぎたなと思ったら左に目一杯ハンドルを切ります。

車体が正面になる頃にハンドルを戻します。

あとは出口へ。





ゆっくりで良い。

歩く速度ぐらいのスピードでも良い。

クリープ現象で進むノロノロのスピードでも良いくらい。

アクセルは踏まない。

すぐにブレーキが踏めるように右足をブレーキペダルに浮かせて待機しておく。

ヤバっと思ったら停まっても全然OKニコニコ








S字は



右折からS字に入る場合の図です。

①なるべく道の左側端に車が入るように右折しS字に進入ます。

車がカーブ外側の道なりに沿うように、進んでいくと良いです。

②の位置あたりまできたら今度はハンドルを右に切っていきます。次の右側の外側カーブに沿うようにハンドル操作していきます。

③あとはそのまま外側のカーブに沿って出口に向かっていきます。



目線を常に先へ先へと、進みたい方向に向けていくことがポイントです。




私は幸運なことにこの日の教習ではスムーズに脱輪もなく出来ました。

教官に「ルート取りが上手だね」と言われてやったウインク❗️と思っていました。




でも、そのあと、仮免試験本番までに技能教習で何度もS字とクランクを練習する事になるのですが、うまくいかない日もあってこのままじゃ左前方がポールにぶつかるよ〜とか言われたり…



右端に寄りすぎて内輪差で右後輪が一度脱輪してしまって 「後退して」と言われ、はて、後退ってどっちにハンドルを回せばどっちに動くんだはてなマークとパニックに。






後退の教習は一度だけしかやっていないから、すっかり忘れてしもうたよ。。。



後方確認しながらハンドルを回すも、

教官「んはてなマークそれ反対の方向にハンドル回してるよ。」



って言われる始末。

ですよね、ですよね、ですよねーーーーびっくりマークえーん

まだまだ自分の運転技術、知識が定まってないんだなと実感しました。





うまくいく日もあれば、いかない日もある。

そんな第1段階の中盤でした。

うまくいかない日は落ち込みました絶望

前回とてもうまく出来たのに、なんで❓って。







でも、まだまだ運転技術は確立されてないし、出来ない日があって当然なんだと思います(冷静な今はそう言えるけど、当時はいっぱいいっぱいでそんなポジティブに考える余裕がなかったです)

だってさ、車の運転を始めてまだ1か月も経ってないわけです💦





他の教習生はきっともっと自分より上手なんじゃなかろうかと思ったり、配車の時にずらっと教習生が並んで待機するのですが、チラッと他の教習生の教習原簿の判子の数が見えて、みんなもっと先に進んでるんだ〜。とか、スムーズにいってるんだろうな。と他人と比べてしまう自分がいたり。。。





こんなに下手なのは自分だけじゃないかと不安になったりしたのです。






そんな時、ネットで「S字 クランク」とか検索して、同じように悩んでいる方の過去の書き込み等を見て、Yahoo!知恵袋の回答には自分も昔そうだったとか、こんな自分でも免許取れたよ、頑張って。という現在免許をお持ちの方々の書き込みが多く見られ、自分宛のコメントじゃないのにとても励まされました。





中でも1番印象に残っているのは

免許を取ったらいざ危ない時にブレーキを踏んでくれる教官はいない。

1人で運転しなければならないし、責任が伴う。

だから教習所では沢山失敗して良いんだよ。

教習所とはそういう場所なんだから。




っていう書き込み。

本当にそうですよね。

晴れて免許を取って、もし私の運転する車が脱輪してしまったら立ち往生してしまいます。

誰かに助けを求めなければならなくなるし、渋滞が起こって迷惑をかけてしまうかも。。。

どこかにぶつけてしまったら物損事故です。

物損で済むならまだしも、対人だとしたら…




そう考えると教習所に通っているうちは沢山失敗して、沢山学ぼう。

そのための教習所なんだと。




他の人がサクサクとクリアしてしまう技能教習も、それがイコール運転が上手で安全運転とは限らないわけで。中には上手い人もいるさ、人それぞれなんだもん。




スムーズに教習所を卒業しても、混雑している駐車場での駐車が苦手とか、狭い道は通れないとか高速の合流が苦手とか、そんな人私の周りにもいるわけで…




私は娑婆に出たら笑ある程度は自信を持って運転したい




苦手なこととか無くして卒業したいなって思いました。



だから沢山教習所で失敗して良いんだよっていう一言は優しさに満ちた回答で、私はとても勇気をもらったのでした照れ





それではまたにっこり飛び出すハート