技能予約が取れたから


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初めて技能講習を受ける日、右も左もわからない私は特に緊張することもなく当日を迎え、学校に着いた。




カードリーダーでPASMOをピッとして、教習原簿を取り出し、続いて配車手続きのため窓口でPASMOをピッとする。

技能の場合は教習原簿を一旦受付に提出するシステム。






10分前に技能講習の受付締切のアナウンスがあった。

もしここで予約していたのに遅刻して、配車手続きを終えていないとキャンセル扱いとなり、2000円のキャンセル手数料が発生するらしい。



もし誰かが当日キャンセルしていた場合、この締切時間と同時に「ただ今の時間、○名の乗車が可能です」とアナウンスされ先着順で技能を受けられたりもするみたい。

だから予約が入ってなくても時間に余裕がある時は帰らずに学校で待っていて、この当日キャンセル待ちを狙うことも出来る。




ちなみにキャンセル待ちを早めに申し込む事も可能で、例えば学科を受ける前に次の時間の技能講習のキャンセル待ちをしたいと申し込めば、空きが出たら優先して案内してくれるらしい。




最初は学校のシステムが色々あって覚えることも多いけどすぐ慣れます。



わからなければ、「○○はどうするんでしたっけ?」と聞けば教えてくれますしねニコニコ




ロビーで待っていたら5分前に


「普通車の方は教習原簿をお取り下さい」


とアナウンスがあり、ラックにずらっと並べられた教習原簿を取り、いよいよ配車スペースに移動する。



※フリー画像をお借りしてます。




教習原簿には、○号車、○○(教官の名前)が書かれていた。



チャイムと同時に教官がぞろぞろ出てきて


「1号車の方〜」


とか


「3号車の方〜」


と呼ばれ、教習原簿に書かれた○号車と同じ番号を呼ばれたら「はい」と返事をして教官についていく。




「今日初回の技能なんだね。とりあえず教本だけ持って、その他の荷物は後ろの席に置いて、助手席に座ってくれる?」




と言われた。




助手席に座り




「宜しくお願いしま〜す」



と元気よく挨拶してみた。

第一印象大事でしょ笑



まず最初は教本を開いて、正しい運転姿勢やアクセル、ブレーキの位置、サイドブレーキ、シートベルト、ミラーの合わせ方などを教わる。

ま、最初はエンジンすら掛けないです。


そりゃそうだ。



ひととおり口頭で教わったあと、ハンドル操作について説明を受け



「ちょっと車から降りてください」



と言われ、ついていくと



ハンドル練習車なるものがあって(タイヤは外されている)

若干宙に浮いているような状態のちょっと年季の入った車に案内される。


 


「運転席に座って、ハンドル練習しましょう」



と指示され、ハンドルを回す(切る)度にカチカチ音がするめっちゃくちゃ固くて回しにくいハンドルをひたすら右へ〜左へ〜と回す練習をした。




回し方、ハンドルの持ち方を学んで、またさっきまでいた車に戻っていく。




「じゃあ今度は運転席に座ってもらって、ちょっとエンジンをかけてみましょうか」




キター!



まずは〜ドアをロックしてぇ、

シートベルトしてぇ、

えっと、えっと…




「ブレーキペダルを踏んでね」 


「それから座席の位置を合わせてみて」


「ミラーは合ってる?」



とまさに手取り足取り教えてくれた。



最初だからね…出来なくて当然。

初回の学科を数日前に受けたあとで一応「知識」としては一連の流れは教わったさ。。。

だけど、エンジン始動までの流れはやっぱりいざ実車に乗り込んだ途端全部吹っ飛んでしまう…





何度も練習して流れは身体で覚えるんだ。




サイドブレーキが上がっていて、ギアがパーキングに入っているのを確認して、ブレーキをしっかり踏んで…



「じゃあそこのキーを右にひねってエンジンかけてみて」







ブルルン



お!おお



エンジンかかったぁ!



「初回の学科で習ったと思うけどオートマ車はエンジンがかかっている状態でブレーキペダルを離すとクリープ現象といってアクセルを踏まなくても車は進むからね。ゆっくりブレーキを離してみて。ゆっくり徐々にね。アクセルは踏まないで」




「わっかりました」



ギュウっと踏んでいたブレーキペダルから徐々に力を抜いていくと、そろりそろりと動きだした私が運転する車❗️





「これがクリープ現象ね。ブレーキ踏んでないと勝手に進むでしょ。じゃあ次は徐々にアクセルを踏んでみて」


「はい」


「ゆっくりで良いよ〜。どれぐらい踏めばどれぐらい進んだり停まったりするか、アクセルとブレーキの感覚を覚えて」




アクセルをゆっくり踏むと徐々に加速していった。


「このまま外周走っちゃいましょう。カーブの手前でブレーキで減速するんだよ」


「カーブの先、行きたい方向の先のほうを見てそっちにハンドルを切ってごらん」



世間話もしない、おとなしい教官ですが、とても良い先生です。

私は楽しくて外周をあっという間に走り終えました。


「次は内周を走ってみましょう」 




一度ハンドルとブレーキを先生に預けて(助手席で教官がハンドルに手を伸ばし片手でサクッと運転する)スタート地点に戻って車の向きを変えてくれた。



「じゃあ、ここから内周走ってみましょう」




内周を走ると、なるほど、先ほどよりカーブがきつくなる。

そりゃそうだ。

ハンドルをさっきよりも切らなければならない。

最初はそんなに加速しないで良いから、とにかくきちんと道を走る感覚、ハンドル操作の練習だな。と思いました。





あっという間に50分の技能の時間を終え、終わった感想は




めっちゃ楽しかった❗️



でした。

初めて自分で運転する感覚、あんな大きな機械を操作してる!っていう感動。

まだまだ車という乗り物は怖いけど思っていた以上に運転は楽しい!



もっともっと技能講習受けたい。

予約取りまくろ〜っと思った初回でした。

ま、そのあとしばらくは楽しくやっていたけども、やはり最初の難関、S字やクランクという難しいコースを走る試練もやってくるのですが笑




この時の私はまだ、そんな今後訪れる難しい課題のことも全然気にしてなく、ただ楽しい❗️だけでした照れハートのバルーン





写真は夫運転の後部座席でのショット。 

私も無事に免許取得して私の運転でもお出掛けしたいね〜❗️




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