食べること | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

食べること

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中日新聞(東京新聞)にて

執筆中のコラム「まぁるく生きる」

 

先日(10月1日)に掲載されたコラムは

「食べること」についてでした。

 

皆さんの感想から

「うちもスプーンしか使えない」とか

「かむことが苦手」とか

「たくさん食べられない」とか、

感想をいろいろいただき、

同じ思いをしている人がいると思うと、

とても心強くなりました。

 

新聞は字数制限があるので、

多くは書けなかったのですが・・・。

 

小さい頃、

リハビリで「赤ちゃんせんべい」を手に持たせて、

「食べる」という練習を繰り返し、

私が手を添えればできるようになりました。

 

でも、スプーンの練習が始まると

頭の中で「スプーンで食べる」と

インプットされて切り替わってしまい

できなくなりました。

 

私がフォークや箸で食べ物をはさんで、

食べさせるのもダメ。

もちろん、自分でもダメ。

 

ハンバーガーやおにぎりを

かぶりつくなんて絶対できません。

もちろん、ソフトクリームも。

 

かたくなに口を閉じて、

口を開けることすらありません。

 

リハビリの先生、主治医とも相談し、

ここで無理して手づかみ食べを習得して、

スプーンが使えなくなったら困るから、

他の練習はやめようということに

なりました。

 

ということで、

娘とのお出掛け時は

「スプーン」「エプロン」を

持参しています。

 

時間がないときに

コンビニでおにぎり買って、

車の中で「食べて」なんてことが

できたらいいのにと、今でも思います。

 

あとコップも必需品です。

ペットボトルや缶に、

そのまま口をつけて

飲むということができないので・・・。


口をつけることすらしません。

 

これもリハビリで

ストローが使えるようになったけど、

コップで飲めるようになったら、

ストローが使えなくなりました。

切り替わってしまったようです。

 

食べることは苦手なようで、

誤嚥性肺炎も何度もしましたし、

カボチャを詰まらせて、

大騒動したときもありました。

 

異物を口に入れることはないので、

誤飲の心配はないものの、

今でも誤嚥は心配です。

 

なかなか「食べる」ことに

気が向かないこともありますが、

うれしそうに食べてくれることも増えて、

本当にありがたいです。

 

隔週火曜日掲載の

コラム「まぁるく生きる」

10月15日が新聞休刊日のため、

次回は10月22日掲載となります。

 

ぜひ、読んで下さい。