父が旅立ちました ① | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

父が旅立ちました ①

2023年7月29日

父・林秋光が他界しました。

 

夫と息子が出演する舞台の

千秋楽の日でした。

自宅で看取ることができました。

 

5月のゴールデンウィークあけぐらいに、

ちょっと食欲がなくなり、

定期的に血圧の薬をもらいに

通っていた内科へ行き、

血液検査をしてもらい、

点滴に通っていました。

 

そのときは、とくに問題なさそうだったのに。

 

何回か通ううち、

お腹の張りが気になり、レントゲンを撮ったところ

「腸閉塞」と診断されて、

紹介状をもって、陶生病院へ。

 

即、入院となり、

そこでいきなり末期がんを告知されました。

「もう手の施しようがないので、

検査をするのもお勧めしません。

抗がん剤も手術も無理でしょう。

ホスピスか在宅かどうしますか?

余命は7月中でしょう。8月は厳しいかな・・・」と。

 

まさに青天の霹靂でした。

 

私は母に相談する前に

「家でみます」と即答しました。

 

本人には病名を言わないでほしいと

お願いしたのですが、

本人の命なので、

今の時代、それはできないと。

 

辛い告知でした。

「何か質問は?」という

医師の言葉に父は

「勉強になりました」と言いました。

 

それまで毎日のように電話があり、

告知前日は

「もう点滴がとれたから、すぐ退院できる」と

喜んでいました。

 

告知後は電話がかかってこなくなりました。

 

命の期限を言われて

「とにかく、最高のチームをつくろう」

「父に幸せを感じてほしい」

強く思いました。

 

とっても申し訳なかったのですが、

ケアマネさんを友だちにかえることにしました。

 

とっても信頼している光ケアの西川ちゃんに依頼。

 

陶生は急性期の病院なので、

早く退院してほしいと言われ、

CVポートを入れる手術をして、

すぐに退院となりました。

 

西川ちゃんも来てくれました。

 

その後、

あんしん堂本舗さんにお願いして、

父が寝ている部屋を片付けてもらい、

大量に物を処分。

 

他の開かずの間もガーン片付けてもらいました。

 

すっきりした父の部屋に

福祉用具セレクトショップりんりんさんにお願いして

介護ベッドを入れました。

 

なんと最新の介護ベッドでした!

 

亡くなる1ヶ月前に

父のベッドに集合して家族で写真を撮りました。

 

父が着ているTシャツは私のTシャツですが、

もとは息子が着ていたTシャツ爆  笑

全員、部屋着です爆  笑

 

訪問看護は

柊訪問看護ステーションさん。

訪問医は野田医院の野田先生。

訪問入浴は、なみとかぜの宮本さんチーム。

(介護DB情報→こちら

 

私の大好きな人たちに関わっていただきました。

 

最初は野田医院にも一緒に行き、

デイサービスにも行ったし、

歩いてトイレにも行き、

お風呂にも入ったし、

リビングに来て、家族と食事もできました。

 

7月半ば頃には

だんだん介助なしでは歩けなくなり、

お風呂も私が入れていたけれど、

もう歩くのも難しくなり、

そのうちベッドから動けなくなりました。

 

亡くなる10日前。

初めての訪問入浴。

「サイコーやな」と言って

父は満面の笑みを浮かべました。

 

亡くなる4日前もお部屋で

お風呂に入ることができました・・・。