車椅子に乗った人工呼吸器のセラピスト | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

車椅子に乗った人工呼吸器のセラピスト

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストは元中日新聞編集委員、

医療ジャーナリスト安藤明夫さん。

 

 

 

NPO法人ピース・トレランス

前代表理事 押富俊恵さんが亡くなったあと、

中日新聞で押富さんの足跡をたどる記事を連載。

 

新聞社を退職されたあとは、

医療ジャーナリストとして、

Forbes JAPANにて

「人工呼吸器のセラピスト」

21回にわたり連載。

 

そして、今年9月には

書籍化されることになった。

 

安藤さんと押富さんの出会いは

2019年9月に名古屋大学で開催された

日本エンドオブライフケア学会。

 

作業療法士として働いているときに、

重症筋無力症を診断され、

気管切開を人工呼吸器ユーザーとなったが、

声を取り戻し、講演もこなす

押富さんの存在は衝撃的だったそうだ。

そして、SNSを通じてのやり取りが始まった。

 

その後は2020年9月に

安藤さんが世話人を務める

「緩和ケア学び隊」の講演会に

講師として来ていただいた。

これが2回目。

 

その直後、私もお誘いいただき、

栄で3人で食事をしたのが3回目。

 

お二人は3回しか会っていないのに、

まるでずっと前から知り合いだったように、

近い存在になっていた。

 

「もっと知りたい」

そう思わせてくれるのは、

押富さんの人間性なんだろうか。

本当に魅力的な人。

 

多分、今日もスタジオの片隅で、

いやいや椅子に座って

口をはさんでいたような気がする。

 

そして、安藤さんのお人柄。

温かく気配り上手で、

なんといっても笑顔が素晴らしい。

 

安藤さんの息子さんが

発達障害ということもあってか、

障害に対しても理解が深い。

 

文章にも優しさがにじみ出ている。

 

本の発売が本当に楽しみです。

 

「車椅子に乗った人工呼吸器のセラピスト

  ~押富俊恵の5177日~」

著 安藤明夫

 

9月27日に書店発売予定。

 

中日新聞社発行

税込み1430円

 

 

 

 

なんと本の中には私の名前も出てきます!

 

発売に先駆けて紹介の場もあるようですし、

10月には尾張旭でシンポジウムも

予定していて、私も出演させていただけるようです。

 

詳細が決まりましたら、

また告知させていただきます。

 

本日の放送はこちらでも聴けます。

2023年6月12日「ともみとともに」