障害者の投票支援 講演会報告 | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

障害者の投票支援 講演会報告

報告が遅れましたが、

「障害者の投票支援~選挙のバリアフリー~」講演会、

無事に終了いたしました。

瀬戸市内の方が、約半数。

近隣の尾張旭市、長久手市、名古屋市、豊明市の他、

滋賀県、三重県、岐阜県からも参加していただき、

定員マックスの72名でした。

 

障害当事者、障害者家族だけではなく、

議員さんや候補者、投票にたずさわる方、

障害者施設職員、教員、行政職員、

一般のかたなどなど、

本当に多様な顔ぶれでした。

 

狛江市の平林副市長の話しは、

分かりやすく、大好評でした。

狛江市の取り組みの素晴らしさには

感動の声が・・・。

 

質疑応答も内容が濃く、

いろいろな話に勇気をもらったという声も

多くいただきました。

 

メ~テレさんと中日新聞さんが取材に来て下さいました。

 

こちらを読んで下さい

 

メ~テレさんの記事

 

「この子は分かっているのかと言う人がいるけれど、

本人が決めたことは正しい」という言葉も響きました。

 

私は全員の顔写真カードを

投票所に持ち込んでいましたが、

「なにも投票所の中で決めなくてもいいんですよ」

という言葉がズシンときました。

 

家で公正に決めれば、

一人のカードだけ持ち込むのもありで、

それはメモでも名刺でもいいと。

 

そして、盲聾の方から

筆記具は鉛筆じゃないとだめなのかという質問。

 

「水性ペン」はダメだけど、

「油性ペン」の持ち込みはOKだそうです。

(投票用紙は実は紙ではないため)

 

ただ、総務省がいいと言っていることが、

各投票所に伝わっているかどうか、

不安になった方も多く、

数人の方が

翌日役所に聞きにいかれたようで、

内容を報告してくださいました。

 

対応のいい所もあれば、

やはりよく分かっていない所もあったようです。

 

私としては、そうやってすぐにアクションを

起こして下さったことが嬉しかったです。

 

そして、びっくりしたのが

アンケートの回収率!

しかも自由記述欄には、

ぎっしりのコメントが(*^-^*)

 

本当に本当にありがとうございました。

 

今回も平林さんから、

事前にたくさん情報をいただきました。

 

総務省が今年1月にこちらを出していて、

各選管に伝わっているはずとのこと。

 

 

「障害のある方に対する投票所での対応例について」

 

こちらの11ページに

「切り離したカードを提示」という文言が

入っていることも教えて下さいました。

 

そう本人の意思であれば、

1人だけ事前に決めて

持ち込んでいいんですよね。

 

そして「この人は選べるの?」ではなく、

本人がなんらかの理由で選んだのであれば、

その人の選択は正しい。

 

皆さん、投票に行きましょう!

 

みんなの選挙 (平林副市長)

2022年7月2日

 

みんなの選挙(娘がうけた取材)

2022年6月28日

 

NHK みんなの選挙

とてもいいサイトですので、

ぜひ、ご覧ください。

 

みんなの選挙

 
皆さんにお渡しした
代理投票支援カード
 
こちらも、皆さんの投票所で使えるそうですので、
ご利用くださいね。
 
 

代理投票支援カード