娘さんとともに | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

娘さんとともに

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストは成田明美さん。

 

 

 

昨日、4月2日に29歳のお誕生日を迎えた娘さんは、

知的障害があり、

生活介護の事業所に通所している。

 

お姉ちゃんと比べると、

小さい時から言葉の遅れなどは

気になっていたが、

就学時健診でも、とくに問題もなく、

地域の学校の普通級に入り、

過ごしてきた。

 

療育手帳の存在を知ったのは、

小学校4年生の時。

 

知的な遅れはあるが、

とくに診断名はなく、

福祉の制度なども、

とくに知らずに過ごしてきた。

支援級には行きたくないという

娘さんの意思を尊重し、

教科によっては通級指導もあったが、

小学校は普通級で過ごし、

中学校は特別支援学級で学んだ。

 

高校は特別支援学校高等部へ。

 

学校近くのバス停で

知らない人の車に乗せられた事件がきっかけで、

公共交通機関でお母さんも

娘さんと一緒に学校に行き、

帰りの時間まで学校で待機するという日々。

 

それも「楽しかった」と笑顔で話してくれた。

 

 

計算などは苦手だが、

生活能力は高く、お手伝いもしてくれるという

娘さん。

 

就労できるチカラはありそうだが、

学校からの見学で出合った支援員さんを気に入り、

「この支援員さんのところに通いたい」と、

今の事業所、ふたば園に行きたいと

意思表明。

障害支援区分としてはギリギリだったが、

何とか判定が出て、今も楽しく通っている。

 

娘さんがお世話になったことが縁で

レスポワール学習塾でも

成田さんは週2回ほど働いています。

 

代表の前川さんが、

とても素敵な方で、

オールマイティに対応する

居心地のいい

お勧めの学習塾です。

 

趣味のリボンフラワーで作ったリースを

プレゼントして下さいました。

 

悩んだり迷ったり、

きっと今までいろいろなことがあったと思うけど、

でも、笑顔の成田さんを見ていると

幸せが伝わってくる。

 

娘さんを通じて、

たくさんの出会いがあり、

縁が広がった。

 

人生におこることは全て意味がある。

無駄なことは何一つないんだと

改めて思いました。

 

娘さんとともに

成長してきた成田さん。

これからもいろいろな出会いが

あると思います。

 

学年は違うけれど、

娘たちが同じ特別支援学校に通っていたのも、

何かのご縁かなと感じています。

 

ぜひぜひ、またランチに行きましょうね。

 

本日の放送はこちらで聴けます。

2023年4月3日「ともみとともに」