伝心LAB | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

伝心LAB

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストはNPO法人伝心LAB

代表理事 木一由佳子さんと

美山さつきさん。

 

 

 

 

昨年、magnetで開催された

「ともみとともにnight」で出会いました。

 

木一さんは感音性難聴で、

生まれつきほとんど耳がきこえません。

 

聾学校から地域の小学校に転校して、

その後、中学校、高校と健聴な人たちと過ごし、

大学は日福へ進学。

 

ずっと口話で生活してきましたが、

大学で手話を使う聴覚障害の方々と出会いました。

 

耳が聴こえない=手話を使う

そんな概念が浸透していました。

 

そこで覚えた手話は

「日福手話」(*^-^*)

大学内で浸透する方言のような手話。

 

楽しい学校生活を送りましたが、

その後、結婚して出産。

 

健聴な子どもたちを育てていく中で、

どうしても聞き逃せない情報が

たくさんあることを知りました。

 

そこで、真剣に手話を学ぼうと、

子連れで行ける手話サークルを探したところ、

美山さんがやっているサークルと出会いました。

 

美山さんは健聴ですが、

中学生のときに観たテレビドラマにはまり、

手話に興味を持ち、

結婚後に愛知に来て手話サークルを立ちあげました。

 

木一さんの世界がどんどん広がり、

「きこえない」ことを周りに

言うようになりました。

 

きこえにくさを抱えている子どもたちを

サポートしたい。

その家族をサポートしたい。

啓発活動をしたい。

 

そんな思いから伝心LABを立ちあげました。

 

お二人以外にも、

幅広いスキルをもつスタッフが集っています。

 

きこえる人の中でがんばっている人たちを

応援したい。

 

きこえにくい=できない

のではない。

 

「きこえない」ということが申し訳なくて、

適当に頷いていたこともあるという

木一さん。

 

私もろう者と話しているときに、

聞き返せない雰囲気のときは、

頷いてしまうことがある。

 

同じだ。

 

でも、木一さんは分からないときは、

今でははっきり聞き返しているそうだ。

 

そう、思いを伝えるって大切。

 

社会はいろんな人たちで作るもの。

 

お互いに理解しあって、

協力し合ってつくっていくもの。

 

ぜひぜひ、触れ合って下さい。

 

「デフサッカーを楽しもう!」があります。

 

ぜひぜひ、一緒に楽しみませんか。

 

3月12日(日)

ぜひ、詳細はチラシをご覧ください。

大人の方でも大丈夫です。

もちろん、健聴者でも大丈夫です。

 

お申し込みはこちらから。

お申込みフォーム

 

 

 

 

 

 

そして、番組の中でも紹介した

「プラスジェスチャー」

 

この冊子、とてもいいです。

発行はNPO法人コリアンネットあいち

 

そして、著者は美山さつきさんです!

 

手話以外にもマカトンサインや

キューサインなどあるけれど、

「伝わる」ことが大切ですよね。

 

娘と家族の間にも

いろいろなジェスチャーがあります。

 

プラスジェスチャー

広まるといいなあ。

 



番組後、お二人とランチしました!

本当に楽しかった。

木一さんも美山さんも、

本当に素敵です。

 

 

今後とも仲良くしてくださいね。

 

本日の放送はこちらで聴けます。

 

2023年2月27日「ともみとともに」