ただいま入院中
娘が体調を崩して入院中。
もう2週間。
菌血症らしい。
それに付随してか、別の理由なのか血小板減少。
ポジティブには超自信がある私だが、
今回ばかりは頭が真っ白。
目の前が真っ暗になった。
それに伴い、私と夫も交替で付き添い入院中。
どちらかが病室に泊まっております。
私用はすべてキャンセルし、
打ち合せも場合によっては
延期してもらいましたが、
仕事があるため、
昼間は短時間おばあちゃんに、
替わってもらうときもありました。
もともと数カ月に1回、謎の熱がある娘。
40度は超えているのに、
とくに他の症状はなく、
水分もとれる。
家にはたくさん医療用の抗原検査キットを常備していて、
発熱すると少し時間をおいて、まずは家で検査。
いつも陰性で、コロナ感染もしたことがない。
コロナとは思っていないが、
なんの熱か心配なので病院に電話するが、
このコロナ禍で発熱時は
病院に電話しても受診をあちこちで
断わられる。
やっと診てもらえても、
「コロナもインフルも陰性ですね」で
終わってしまう。
診察にはいたらない。
今回の担当の医師によると
この謎の熱も問題だったらしい。
熱以外の症状がないというのも、
問題視されない要因だったかも。
今回、やっとたどりついた
発熱外来に行ったときに、
熱は41.9度、口からの出血が止まらず、
身体には紫斑のようなものが。
でも、コロナ、インフル検査のみで帰された。
聴診器もあてない。
娘にも何も聞かない。
血液検査を頼んでも、
「良くなったらコロニーで診てもらって下さい」と
言われた。
今、担当して下さっている医師とは違うから、
言っても仕方ないけれど、
「そんなの医者じゃないですよね」と
思わず言ってしまった。
コロナで大変なのは分かるけど、
コロナ以外の病気もたくさんあるのに。
結局は4日後の早朝5時前に
呼吸が気になり、
夫に娘を発熱外来に連れて行ってもらった。
このときも電話で、
「時間外なので、来てもらっても応急処置だけで、
診察時間に出直してもらうことになると思いますが、
いいですか?」と言われる。
「行きます!」と即答。
そのときも、またコロナ・インフル検査から。
陰性でやっと診察となり、
やっぱり相当悪かったようで、
即刻入院となった。
そして、またPCR検査。
結果が出るまではコロナ病棟へ。
翌朝、陰性結果が出て病棟を移る。
入院中はどんどん数値が悪くなり、
CRPは38まで上がり、
血小板は4000まで下がり、
これ以上は危険ということで、
血小板輸血に同意した。
当り前だけど、
先生は輸血に伴う最悪の事態も説明されるから、
身体が震えてきて、
夫の仕事が終わるのを待ち、
夫に同意の署名をしてもらった。
輸血したら劇的に増えると思いこんでいたけど、
そんなわけにはいかないらしい。
いったん2万4000まで増えたけど、
また1万5000になった。
この数の血小板では
頭コツンも命とりと言われてヒヤヒヤ。
付き添いなくなんて無理なのに、
しっかり個室料金はとられるって
このシステムもなんだかおかしい。
といっても、
今回の主治医や看護師さんたちには
感謝の気持でいっぱいではあるけど。
そして、
付き添い交替を認めていただいていることにも
感謝しなければいけないのだけれど。
血液に菌が入った原因をさぐるため、
いろいろな科を受診。
ある日、点滴のところに
外来への予定表のようなものが貼ってあり、
(先生の指示書?)
「指示の入らない方」と書いてあった。
せめて「指示が入りにくい」とか
「伝わりにくい」とか書いてほしかった。
心が弱っていたから、号泣してしまった。
菌が入った原因は、
一番考えられると言われた歯からではないらしい。
鼻は副鼻腔に問題があり、
ポリープがあることが分かった。
膿はないけど蓄膿症だと。
ただこれが菌血症の原因かは
分からないらしい。
本来は手術だが、血小板の問題もあり、
手術ではなく漢方を3カ月間飲むことに。
入院中、また微熱でコロナ検査。
この病院だけで4回目。
看護師さんがキットを入れたら
鼻血が止まらず、、、泣ける。
採血もとるところがなく、
看護師さんでは難しいようで、
医師が鼠径部の動脈にて採血。
血小板が少ないことや、
手足のむくみも治らず不安でいっぱい。
でも、CRPがもう少し下がれば、
退院となり自宅療養となりそうな感じ。
お家がいいよね。
10日目にして初めて笑った。
泊まっていた夫から写真が送られてきて号泣。
点滴も1日1回の抗生剤投与のみとなった。
(足から)
食欲も出てきて完食の日も。
そして、今回の愛知県知事選挙は、
初の病室での不在者投票を経験しました。
おかげで貴重な経験ができました。
退院後は定期的に行っている
コロニー(愛知県医療療育総合センター)とは別に、
信頼できて、体調が悪いときに行ける病院を
見つけなければいけない。
(コロニーは体調が悪いと行けない)
近くでいい病院&お医者さんは、
いないのかな。
ここ何年も入院なく過ごしていた娘。
改めて、娘の健康を守っていこうと、
心に誓ったのでした。






