ゆうりん~いつもとなりにいるよ~
福祉番組「ともみとともに」
ゲストは名古屋市緑区にある
常務理事の児玉克己さん。
「有鄰」の名前の由来は論語から。
「いつも となりにいるよ」という
思いが込められている。
広い中庭を囲むように建物があり、
児童養護施設と乳児院が併設されている。
子育ても教育も、
「切れ目のない支援」が大切だと言われているが、
併設していることで、
乳児院から別の児童養護施設へ移ることなく、
切れ目のない支援を行うことができる。
より家庭的な雰囲気を出すために
大舎から小舎へということで、
それぞれのユニットを少人数にして、
生活は異年齢の縦割りで過ごしている。
子どもたちは学校に行っている時間帯だったが、
先日、見学させていただいた。
乳児院から来たお子さんのアルバムに感動した。
担当の職員さんの手作りアルバム。
月齢ごとにできたことや、
思い出がかわいい写真とともに、
ぎっしり綴られていた。
愛を感じた。
そして、さらに感心したのは、
近隣の子育て親子のために
子育て支援事業が行われていること。
「ふれあいセンターおおだか」
地域の親子にとっても出会いの場になり、
リフレッシュの場になるが、
ゆうりんの子どもたちを
理解してもらえる場になると思った。
まさに地域のみんなが繋がるターミナル。
他にも自立支援ホームや
ヘルパーステーション、
そして、郡上市高鷲には卒院生も遊びに行ける
山小屋あおむし(別荘!)が完成した。
学童から障害福祉、
高齢者福祉、そして児童養護と、
さまざまな福祉現場で働いてきた児玉さん。
笑顔に優しさがにじみ出ている。
関わってみると、みんな普通に生きている人。
当たり前に笑って泣いて、
迷惑をかけたり、かけられたり。
支援する側も支援される側もない。
そして、子どもは社会の宝。
子どもたちが安心して育ち、
自己肯定感をもてるように、
私たち大人が優しい社会を
つくっていかなければいけないと
お話を聞いていて、
改めて思ったのでした。
電気窯があり、
職員さんたちで陶芸を行ったということで、
作品が並んでいました。
素敵な作品でした。
本日の放送はこちらで聴けます。
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