パーキンソン病に負けずに人形作り
福祉番組「ともみとともに」
ゲストは瀬戸市在住の成田勝子さん。
6~7年前にパーキンソン病を発症し、
リハビリをかねて人形作りを始めた。
私が成田さんの作品を見たのは昨年のこと。
瀬戸信用金庫菱野支店で、
成田さんの人形が飾られていて、
置かれていたノートに感想を書いた。
その私の感想を読んだ
中村儀明さんが見つけて下さり、
連絡を下さった。
そして、支店長さんに挨拶に行って下さり、
成田さんと私をつなげて下さり、
今回ご出演して頂けることになったのだ。
40代の頃に乳がんを発症。
術後、腕があまり上がらず、
看護師さんに勧められてエアロビクスを始めた。
そこで出会ったのが加藤智子先生。
優しい指導と励ましで30年続いた。
ヒザの違和感がきっかけで、
発覚したパーキンソン病。
どうなってしまうんだろうと
落ち込んだこともあった。
人形作りのきっかけは、
通っているデイサービス、
末広町商店街にあるレッドコードの
仲間が古布で作った兜。
とても素敵で作り方を教わり、作ってみた。
古布で折り紙のように兜を折る。
思った以上に上手にできた。
そして、楽しかった。
最初は紙粘土で作っていた人形も、
セラミックの会社を経営する息子さんに相談し、
最適な材料を見つけ、本格的な仕上がりになった。
古布もタンスに眠っていた着物や帯、
洋服などを使っていたが、
そのうち知り合いが「成田さん使うよね」と
寄付して下さるようになった。
お家には素敵な作品がいっぱい。
人形だけでなく、
ミニチュアのお酒類が並ぶバーカウンターも。
旦那さまと息子さんと同居されているので、
ゆっくりだが家事も全てこなし、
家族からも頼りにされている。
病気には負けていられないと
意気込みが伝わった。
いろいろなご縁がつながり、
今がある。
いつもニコニコ、笑顔。
そして、常に感謝の気持ちを忘れない。
だから、ご縁が繋がるんだろうなあ。
そう感じました。
本当に素敵な方でした。
本日の放送はこちらで聴けます。
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