当日投票しました!~選挙へ行こう~
令和元年7月の参議院選挙から2年。
今回も娘は選挙に行きました!
久しぶりの(?)選挙でした。
娘にとっては7回目の投票。
でも、2年ぶりなので、
まだまだ慣れず・・・。
事前練習が必要です。
今まではすべて期日前投票でした。
事前に社会福祉課に連絡をし、
投票に行く日時を伝えていました。
迷惑がかからないようにと。
でも、私の中には当日に
地域の投票所に行ってみたいという思いが
ずっとありました。
今回も事前に社会福祉課に出向き、
そんな思いを相談すると
お話の中で課長さんが
「当日でもいいと思いますよ」と
言ってくださいました。
その言葉が、とても嬉しく心に残りました。
期日前投票が始まり、
やっと選挙公報が届いて、
いざ練習!・・・というタイミングで、
娘がケガから皮膚炎になりました。
とても痛いらしく練習どころではなくなりました。
結局、日にちがたってしまい、
前日になってしまい、期日前投票最終日。
悩みに悩み、
当日投票に行くことにしました。
本当はいきなり行ってみたかったけれど、
やはり迷惑をかけるかもと思い、
前日夕方に選管へ電話しました。
忙しいからか(土曜日だからか?)
電話が繋がらず・・・。
夕方、投票所となる地域交流センターへ
挨拶に行くと、
すでに閉まっていました。
考えたあげく、自治区の会長さんに電話しました。
翌日、当番で投票所に行くとのこと。
「絶対に伝えます。大丈夫ですよ。」と
言ってくださいました。
迎えた当日、私は朝から司会の仕事でした。
帰宅は夕方、投票所に行ったのは17時過ぎ。
到着すると選管の方が迎えて下さり、
母である私が日常娘を介助しているということで、
私の会場内への付き添いもOKでした。
そして、公報持ち込みも大丈夫でした。
とにかく親切で、
娘にもしっかり話しかけて
意思を確認してくださいました。
時間が良かったのか、
ガヤガヤしている期日前と違って、
投票所内はとても静かで、
投票に来る人も少なく娘も落ち着いて
選ぶことができました。
代筆をしていただき、
自分の手で投票箱に入れることができました。
たくさん党名がある比例代表と
最高裁判所裁判官国民審査は、
かなり難しいのですが、
それでも、きちんと娘に聞いて下さり、
挑戦させてくださいました。
こんなに落ち着いてできるとは思いませんでした。
今回、新聞社の取材を受けておりました。
記者さんのおかげで、
自治体によって合理的配慮に
かなりバラつきがあることが分かりました。
認められる支援の方法は
自治体によって違うようです。
でも、もしかしたら自治体によっては
認められる支援方法が統一されていなくて、
同じ市町村でも担当者や投票所によって
バラつきがあるのかもしれません。
とても勉強になりました。
障害の特性によっては、
初めての場所や知らない人がだめだったり、
人混みがだめだったりという人もいます。
特性に応じた意思の確認ができ、
投票方法があるといいと思いました。
字は分からないけれど、
顔写真がついていれば分かる。
指さしはできないけれど、
カードになっていれば選ぶことができる。
いろいろな方法があると思います。
意思を読み取ってもらうための
事前の努力はするけれど、
でも、読み取ってもらえず、
無効票になってもいいので、
選挙に行かせたい。
多様な人たちがいて
地域で普通に生活していることを、
理解してもらいたい。
私の変わらぬ思いです。




