うたのギリギリおにいさん | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

うたのギリギリおにいさん

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストは川名洋行さん。

以前、

あいち障害者フライングディスク協会主催の

年に一度の大会に

アトラクションのゲストとして来てくださり、

会場をおおいに盛り上げて下さいました。

 

そのときは

「うたのギリギリおにいさん&うたのおねえさん」

出演してくださり、

会場を駆け回り、参加者の皆さんもノリノリで

大喜びでした。

 

今回はリスナーさんからの

川名洋行さんを出して下さい」というリクエスト。

 

私もいつか出ていただきたいと思っていたので、

うれしかったです。

 

シンガーソングライターの川名さん。

 

幼少期から音楽の成績は

とても悪かったそうですが、

転機は13歳のとき。

お父様が亡くなったことだそうです。

 

家族の優しさか死期が近かったことも

知らされておらず、

お父様との突然の別れを受け止めることができなくて、

生きる意味や、存在する意味を自問自答する日々。

 

そんな川名少年を救ってくれたのが音楽だったそうです。

「情報のあるアーティスト」さんの歌に救われたと。

音程とか歌のうまさではなく、

人生や魂が込められている歌。

うわべだけでなく生きるための情報がつまった歌。

 

そこから自分の思いを

詩で表現するようになりました。

 

そして、作曲のきっかけは、

家にあった亡きお父様のギター。

 

ギターを覚えてコードで

作曲をするようになりました。

 

Prinus(プライナス)というユニットで活動していたとき、

いのちと心をテーマに歌っていました。

歌は心に響き、いつの間にか障害者施設や

高齢者施設へとつながりが広がりました。

 

解散していたのですが、

まさに今の時代に必要な曲ということで、

2019年から活動を再開したそうです。

 

そして「ずっとオレだけをみてろ」いう

男性アイドル風?ユニットでの活動もしているとのことで

放送中にメールもいただきました。

こちらはムード歌謡がベースとのこと。

 

障害のある方々と関わりを持つようになり、

実際に当事者や支援者の気持が知りたいと

介護の資格を取得し、

障害者施設で2年間働いたとのこと。

その経験が確実にいかされていると感じました。

 

自分が表に出るだけでなく、

CMソング、企業テーマソング制作、

プロデュース業にも力を入れています。

 

現在、指定生活介護事業所ヨナワールド

「スーパーピッチョ-ネ」

NPO法人ポパイの「ポパイ座銀河団」

豊明福祉会メイツの「ハロハロ・マハロ」と

3つのオリジナルバンドを担当、プロデュースしている。

 

そして愛知県知的障害者福祉協会のテーマソング

「アネモネ~白い希望の花~」もプロデュース

オーディションで小・中・高・大学生9名を選び、

「にじいろ アストレア」というユニットを結成。

 

歌やダンスを通して、さまざまなボーダーを超えて、

多様性や命の尊さ、大切さを

さまざまな場所で伝えていく。

 

そんな素敵なユニットで、

歌もダンスも素敵です。

 

ぜひ、こちらも応援してほしい。

 

川名さんに言われた

「そのままでいいんだ」という言葉が響きました。

 

きっとこれからも、

新しい価値観をうみだしていってくれると思いました。

 

さまざまな顔をもつ川名さん。

お問い合わせ、出演依頼などは

ホームページをご覧ください。

 

株式会社SPECIAL STORY

 

本日の放送はこちらでも聴けます。

 

2021年5月17日「ともみとともに」