気持ちが落ち着いたので告白 | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

気持ちが落ち着いたので告白

少し前のことですが、

ちょっと気持ちが落ち着いてきたので告白。

 

久しぶりに娘の誤嚥騒動。

 

朝、ドーナツを食べさせていたときのことでした。

 

一見、口の中がきれいに見えても、

上あごにくっついて、

かなり口の中にドーナツが残っていたらしい。

 

私は横で介助していながら、

それに気付かず。。。

 

細かくしたドーナツを

娘がたくさんスプーンですくって、

口に入れた。

 

その瞬間、娘の目が丸くなり、

一瞬、動きが止まった。

 

苦しみ出す娘。

見る見るうちに顔色が真っ青に。

 

私は背中をたたき、

口に指を入れ、

逆さにしようとしたり、

よく覚えていないけれど、

とにかく娘の名前を呼びながら

背中を叩き続けた。

 

夫と息子は2階にいて、

私と娘は1階のリビング。

 

両親は1階の隣の部屋で寝ていた。

 

娘から離れて家族を呼びに行く余裕は

私にはまったくなく・・・。

 

もう救急車を呼ぶしかないと思った。

・・・が娘から離れて

電話をかける余裕もない。

 

はっきり覚えていないが、

今までの誤嚥騒動で、

一番長い時間だった気がする。

 

母が起きてきたときには、

かなりおさまっていた。

 

「自分でオェーって出そうとして、

 本当に大きくなったねぇ」


なんて母はのんきに言っている。

 

「いやいや、今までが大変だったの!」

 

そう言いたかったが、

力が抜けて言葉が出てこなかった。

 

代わりに涙が出てきた。

 

とにかく無事で良かった。

 

本当に良かった。

 

横で介助しながら、

しっかり見ていなかった自分を反省。

 

引き受けていることが多すぎて、

このところ、かなり忙しかった。

 

だからボーっとしていたんだ。

 

そんなことをいろいろ考えて、

また反省。

 

娘は時々こうやって、

私にブレーキをかけてくれる。

 

何が大切なのか、

私の役割は何なのか。

 

やりたいこと、やらなくてはいけないことは

山のようにあるけれど、

「娘が楽しく毎日を過ごすための

サポートをすること。」

 

これも大切な私のお役目。


 

毎日元気に過ごすことができるのは、

当たり前ではなく、

奇跡的なことなんだと

改めて思ったできごとでした。

 

血小板の少ない娘。

ちょっとのことでアザができます。

 

・・・ということで、

娘の背中はすごいことになりました。


 

もう何日もたっていますが、

まだ治らず。


痛かったかなあ。

ごめんなさい。。。