スーパーで叱られた私! | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

スーパーで叱られた私!

娘はスーパーが大好き。

 

事業所から帰ってきてから、

よく一緒に買い物に行く。

 

おなじみのスーパーなので、

店員さんや、お客さんも

優しく声をかけてくれる。

 

何が好きかというと、

みんなにニコニコと

声をかけられることが好きなのだ。

 

なんと、昨日は・・・。

 

初めて会ったお客さんに、

大声で叱られた。

 

しかも、私が!

 

言語と、

少し歩行にも障害がある大柄のおばさま。

 

大声だったのは、

音量の調整ができなかったのかもしれない。

 

レジを終えようとするとき、

近づいてきて

娘の手をつかみ大声で言った。

 

「食べたいよね」

 

「もっと食べたいよね」

 

大声だが言語が不明瞭で、

初めは何を言われているのか

分からず・・・。

 

私がキョトンとしているからか、

何度も何度も言われた。

 

「おかあさん、いいの?」

 

「かわいそうだよね」

 

しかも、娘の手をつかみ、

泣いて座りこんで訴える。

 

注目されている。

 

店員さんは、

何を言われているか分からず、

「どうしたの?」と慌てている。

 

この方の言語が不明瞭で

良かったかも・・・。

 

でも、私には分かった。

言葉が聞き取れた。

 

この方、痩せている娘が、

食べさせてもらっていないと、

心配してくれている。

 

「食べています」と言ったが、

聞いてはもらえなかった。

 

「ありがとうございます」

 

私の言葉に反応した娘は、

ペコリと頭を下げて、

タイミング良く手を振った。

 

おばさまをそのままにして、

帰るのは申し訳なかったが、

丁重にお礼を言って

その場をあとにした。

 

お礼というのも変かな?

と思ったが、

初めて会った娘のことを

心配してくれたわけだし、

なぜか怒りの感情はなく、

私の中では笑える大事件となった!

 

そういえば娘が3歳の頃、

喫茶店で(今ならカフェという)

私のケーキを2口、3口娘にあげていたら、

近くの席のおばさまグループが

ひそひそ話。

 

「あんな赤ちゃんにケーキを食べさせるなんてむかっ

 

「いまどきの親は・・・」

 

話が聞こえて、

涙が止まらなくなり、

気付かれないように必死だったことを

思い出した。

 

20年以上たった今、

お叱りを感謝に思えるなんて、

私は成長したなあ。

 

・・・と誰も褒めてくれないから

自画自賛ドキドキ

 

めでたい性格かもしれない。

 

次回、スーパーに行くのが、

ちょっと恥ずかしいけれど、

娘の楽しみなので、

またこのスーパーに行きます。

 

別日のものですが、

スーパーでの嬉しそうな娘(*^-^*)


 

今日も頑張りましょう。