名古屋サーティーン | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

名古屋サーティーン

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

ゲストはNPO法人名古屋サーティーンのメンバー。

 

 

 

代表理事の河合俊光さん、

メンバーの奥田泰之さん、母良田純さん。



 

主に精神障害の方々にスポーツ活動の場を提供し、

ともに楽しく活動をしていこうという団体。

 

力をいれているのは

「バレーボール」

6人制バレーボールでは

コートとベンチに入れる人はあわせて12名。

 

そこからベンチに入れないメンバー、

そして支援者も一緒にやっていこう。

そんな意味を込めて「12」ではなく、

「13」=サーティーンと名づけた。

 

活動は6年ほど前からしていたが、

2年前に法人化したことで、

名古屋市以外に住むメンバーも

大会に出場できるようになった。

 

始めた頃は、みんな初心者で、

なかなか形にならなかったけれど、

練習を重ねていくうちにメキメキ力をつけて、

今や難しいフォーメーションもこなすようになった。

 

活動は障害者だけでなく、

地域の子どもたちとも関わりあい、

ともに成長しあう場になっている。

 

また講演依頼もあり、

河合さんとともに当事者として

奥田さんも話にいくこともあるとのこと。

 

スポーツだけでなく、啓発活動もしている。

 

河合さんは仕事も福祉。

A型事業所から、ホテルで清掃仕事をする利用者の

仕事の指導(ジョブコーチ)をしている。

 

もともとはホテルマンだった河合さん。

自分自身、精神を病んだことがきっかけで、

福祉の世界を知り、バレーとも出会った。

 

障害者スポーツ指導員でもある。

 

30年引きこもっていた妹さんのお話や、

90歳目前に失踪したお父様のお話も、

明るく話して下さった。

 

結成当初からのメンバーの奥田さんは、

年金生活だったが、最近ネットショップを始めた。

そして、ここ数年は朝も起きれるようになったとか。

バレーボールの力は大きい。

 

メンバーになって日は浅いが、

ムードメーカーの母良田さん。

B型事業所に通い、仕事をしながら、

バレーだけでなく、フットサルも楽しんでいる。

 

臨機応変が苦手なメンバーが多いが、

想定外を少しずつ積み重ねて、

克服してきたとのこと。

 

最後はイタリア劇団の話まで聞かせてくれた。

夢はイタリアで、いや世界をフィールドに

バレーボールをやること。

 

コロナ禍でオンラインも経験し、

遠く離れていても繋がりを感じた。

そう、イタリアも世界も夢じゃないかも。

 

皆さんもぜひ、

名古屋サーティーンの仲間になりませんか。

 

ホームページもご覧ください。

名古屋サーティーン

 

 

 

 

本日の放送はこちらで聴けます。

2020年6月15日「ともみとともに」