愛知県母子寡婦福祉連合会 | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

愛知県母子寡婦福祉連合会

ラジオサンキューFM84.5

福祉番組「ともみとともに」

 

本日もゲストは電話出演。

社会福祉法人愛知県母子寡婦福祉連合会

常務理事 兼 事務局長

愛知母子・父子福祉センター

センター長 山本廣枝さん。

 

戦争未亡人の会からスタートしているという会で、

できたのは敗戦から5年後の昭和25年のこと。

 

先輩方が培った思いを受け継ぎ、

ひとり親家庭、寡婦のさらなる生活の向上を図り、

自立への歩みを支え、

生活の安定と向上をめざしている。

 

法人には母子で生活できる

支援施設もあるが、

愛知母子・父子福祉センターでは、

就業・生活・経済面での支援や、

就業に向けての講座開催、

各種分野の相談、

支援制度のご案内など、

事業内容は多岐にわたる。


母子生活支援施設は措置費、

母子・父子福祉センターは

委託料で運営しているのだが、

イベントやみんなに楽しんでもらうための

費用の捻出のために

愛知県体育館に白ゆり売店を常設。

年間を通して、一番売り上げがあるのは、

大相撲名古屋場所。

 

でも、今年は新型コロナウィルスの関係で、

開催が危ぶまれているため、

収益面でも心配だ。

 

新型コロナウィルスの影響で、

働けないという方々の相談も多くうけている。

学校が休校になり、給食がなくなったことで、

困窮している母子も多いとのこと。

 

この15年、

母子家庭の平均収入は変わらないとのこと。

女性の社会進出と言われているが、

実際にはなかなか正社員になれない

母も多いようだ。

 

以前、クリスマスにサンタになって、

子どもたちにプレゼントを届けるという企画に

声をかけていただき、

娘と参加したことがある。

 


学習支援の場にサプライズで、

たくさんのサンタが登場。

 

中学生の男の子が

女性もののプレゼントが当たり、

がっかりするのではなく、

「お母さんにあげる」と嬉しそうに言ったことが

印象的だった。

 

負の連鎖を断ち切り、

未来ある子どもたちが

自分の思い描いた道を切り開いて

この地域社会で歩いていけるように、

周りの大人たちが

後押ししていく必要があるんだと

思いました。

 

どんな環境でも、

子どもたちが

同じように学べて

同じように情報を得て生活できる。

 

難しいことですが、

そんな社会を目ざしていかなければと思いました。

 

金銭面だけでなく、

いろんなカタチの支援があります。

ぜひぜひ、応援して頂けたらと思います。

 

そして、廣枝さんは、

MID-FMでパーソナリティを務めています。

 

現在はコロナ対策でお休み中ですが、

「編集長とHIROのよかよかnight」 (木曜日19:30〜)

聴いて下さいね。

 

本日の放送はこちらから聴けます。

2020年4月27日「ともみとともに」