マツタケの威力 | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

マツタケの威力

父がマツタケをもらってきた。
 
自分の人柄の良さの賜物だと、
とにかく大喜びの父。
 
父のリクエストは茶わん蒸しだった。
 
息子はきのこ類が苦手で、
きのこ類は食べない。
 
しいたけ、えのき、しめじ、
エリンギ、まいたけ・・・。
食べたがらない。
 
ただ小学生のときに
サンキューメンバーのお家で
マツタケを食べたことがあり、
「マツタケは好き」と言っていた。
 
でも、その後はマツタケに縁がなく、
きっといつものように「抜き」かと思い、
私の頭の中では息子の分は抜き、
娘は細かく刻み
あとは4等分・・・と計算していた。
 
念のために息子に確認すると、
「マツタケは食べるよ」と言う。
 
しかも大きくていいと言う。
なので大き目にカット。
 
 
完成したマツタケ入りの茶わん蒸し。
結構、カサも開いていたから、
しいたけみたいなもの?だけど。
 
息子はパクパク食べた。
「やっぱりマツタケは最高」と言う。
 
父も母も大絶賛!
「やっぱり、マツタケは違う」と。
 
遅く帰宅した夫も
「やっぱり違う」と。
 
私の料理は誰も褒めず、
みんなマツタケを褒めていた。
 
恐るべしマツタケ。
 
今度、マツタケということにして、
細かくしたシイタケと
マツタケの吸い物の元でも
入れてみようかと秘かに思ったのでした。