「障害」の表記
時々、「障害」の表記について、
どう思うか聞かれます。
一時、論議が過熱しておりました。
最近はそうでもないと思っていますが、
でも、時々聞かれます。
実は私、怒られそうですが、
どうでもいいと思っています。
「障害」
「障がい」
「障碍」
「しょうがい」
私がブログに書く場合は、
ゲストさんの思いにあわせております。
特にチラシなどもなく、
情報がなければ漢字を使っています。
よく言われることですが、
害はその人にあるのではなく、
社会にある。
私もそう思っています。
先日、LITALICOワークス藤が丘の
開所式に行かせていただきました。
駅から近く、
スタッフさんも熱心で素敵な所でした。
LITALICOのビジョンは
「障害のない社会をつくる」
障害は人ではなく、社会の側にある
社会にある障害をなくしていくことを通して
多様な人が幸せになれる「人」が中心の社会をつくる
本当にそうですね。
ちなみにLITALICOが「障害者」と
漢字表記している理由は、
「障がい者」という表記の場合、
音声ブラウザやスクリーン・リーダー等で読み上げる際、
「さわりがいしゃ」と読み上げられてしまう場合があるため、
「障害者」という表記で統一をしているそうです。
なるほど。
亡くなられた愛知淑徳大学の谷口明宏教授の
言葉を時々思い出します。
重度障害当事者でありながら、
愛知県のスーパーバイザーとして
飛び回っていた先生。
「害」だの「がい」だの
論議をする時間や
書き直したりするお金がもったいない。
そんなお金があるなら
他のことに使ってほしい。
まさにそうかもしれませんね。
ハード面で不自由でも、
気軽に助け合える。
障壁のない、
そんな社会になるといいなあと思います。