修学旅行記
かなりハードな日々でしたので
報告が遅れましたが
娘は無事に修学旅行から帰ってきました。
私のいない所で先生やお友だちと
一泊二日の旅を楽しんできたようです。
お土産も買ってきてくれました。
財布は持って行きますが
お金の管理は先生で私が出したお土産リストにそって買い物をするのですが
娘は知的レベルも最重度で
話したり字を読んだりできません。
お金の価値も分かりません。
…が前日、うちの両親が
修学旅行のお小遣いを…と
2000円くれたのです。
余分にお土産が買いたくなるだろうからと…。
私は笑いがこみあげてきましたが
ありがたく受け取りました。
元気に娘は帰って来ました。
私の知らないところで
たくさんのものを見て
たくさんの人に触れて
たくさんの助けを借りてきました。
迷惑かけたかなと思う半面
障がいがあってもなくても
人はどこかで誰かに迷惑をかけながら
成長していくんだと思います。
娘はほとんど車いすを使わず
先生と手をつないで歩いたようです。
お迎えの場面では
先生が「おかえりなさい」の横断幕。
娘は顔をくしゃくしゃにして
喜んでくれました。
「この子は私がいないと生きていけない」
何度そう思ったことでしょう。
でも、きっとこの子は私が思う以上に
強くたくましい。
生き抜く力を少しずつ身につけている
ような気がします。
ワクワクしながらお土産を見ました。
先生とリストを見ながら
一生懸命探したと思うと
またジーンときました。
そして今日、
担任の先生が書いてくれた
4ページもの修学旅行記が連絡帳に
書いてありました。
二日間の様子がしっかりと
目に浮かぶように書いてあり
途中で涙が出てきて字がぼやけて
しまいました。
先生やお友だちに感謝、感謝です。
何だか娘がひとまわりも
ふたまわりも大きくなった気がします。



