ともに
昨日の新婦さまは福島出身。
風評被害にあっている福島県産の野菜を料理に入れたり
福島の蔵元のお酒を余興の景品にしたり
「がんばろう!ふくしま」を意識した披露宴でした。
宴中、お色直しがなく
ふれあいを中心とした
心配りと温かさが伝わる素敵な披露宴。
小学校1年生の甥っ子さんの乾杯の発声も
かわいくて素敵でした。
ふるさとが被災地となり
披露宴を行うかどうかの葛藤が
ラストの新婦さまの手紙に
込められていました。
「二人が元気で笑顔あふれる家庭を作ること。」
それが
大好きなふるさとの皆様への
二人ができる復興支援なのだと
披露宴を通じて私は確信したのでした。
夜は豊橋のら・ぱるかの夏目さんをお招きして
近隣の福祉のメンバーが集まりました。
全国を飛び回っている夏目さんが時間を作って下さったことにも感激。
障がい者の可能性や能力を引き出す環境のある
就労現場を次々と生み出し
平均工賃が全国平均の5~6倍。
展開エリアも幅広いそうです。
昨日参加された皆さんは
かなり刺激されたようです。
そして、皆さんが情報交換をしあい
いい雰囲気でした。
そんな雰囲気をながめているだけで
私は幸せでした。
私がめざしていることは「ともに」です。
それは障がい者と健常者がというだけではなく
支援する側も、ともに手をとりサービスを補い
利用者さんを支える。
自分のところだけ儲けるということではなく
事業所同士も困ったときは助け合う。
そして、障がい者側も
障がいが違ってもともに理解しあえる。
理解しようと努力しあう。
そんな「ともに」があふれた社会ができるといいなあと思います。
家に帰ると
夫が子どもたちを寝かしてくれていました。
夫も披露宴で疲れていたと思うけど・・・。
私を誰よりも応援してくれて
見ていてくれる夫。
夫と今日のできごとを
お互いに話しながら
ともに支えあう人がいて、私は幸せ者だと
改めて思ったのでした。