柴田圭太展 | 林ともみの ともみ と ともに・・・。

柴田圭太展

文化センターで開催中の
「柴田圭太展」に
先日行かせて頂いた。

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焼き物のオブジェがたくさん。

地元、窯業の技術専攻科を修了し
市内や名古屋で何度も個展を開き
亡くなる前年の2009年には
瀬戸川沿いを飾る「陶のあかり路」に
出展されたようだ。

若くして亡くなった柴田さんは
たくさんの仲間に愛されていた。
今回、仲間の皆さんが
この個展を開いて下さった。

オブジェは斬新で奇抜。
でもぬくもりを感じる。

なぜか蜂の巣のように
無数の穴があいている作品が多い。

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会場にいたお友だちが
「のぞくと中が見える。でも、全部
重たい」と言った。

私も穴をのぞかせて頂いた。
穴から見る世界は向こう側が見えたり
真っ暗だったり…大きく見えたり
わずかに見えたり。

さまざまだった。

会ったことがない柴田さんの
思いは分からないが
でも、穴の向こうを見ながら
なぜか涙が出そうだった。

彼の作品は生き続ける。

素敵な仲間に恵まれ
素敵な作品を残した柴田さんは
優しい人だったんだろうな。

柴田圭太展は
5月8日まで
文化センターにて開催中。

あなたは何を感じますか?

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