ひろきくん
今日の「ともみとともに」のゲストは唐田さん母子。
学校が代休ということで親子で出演して頂いた。
息子さんのひろきくんは小学校6年生。
1歳を過ぎたころに、脳性まひと診断されて杖歩行をしている。
入学したときは支援級だったが
現在は普通級で学んでいる。
時間は通常の何倍もかかるが
できることは何でもやるとのこと
お母さんのえみさんの話も何度も胸を打った。
5年生のときの先生が
「人はみんな違う。背の高い人もいれば低い人もいる。
できないことは、誰かに頼めばいい。でも助けてもらったらお礼を
言おうね。」とみんなの前で話してくれたそうだ
そして・・・
「誰かに助けてもらったら、心苦しく思わなくても
今度は自分が他の困っている人を助けたらいいんだよ。」
そんな風に言ってくれた人がいて心が軽くなったそうだ。
ひろきくんは来年は瀬戸養護(さくらんぼ学園)への入学を
考えているようだ。
「双子なのに別々の学校で寂しくない?」と聞くと
彼は言った.。
「ぼくは、さくらんぼ学園で友だちを作って、弟は中学校で友だちを作って
お互いに話をして、友だちが増える。だから楽しみ」
「鬼ごっこのときに、お母さんがぼくを押すのが大変そうで
お母さんが疲れちゃうから、歩けるようになりたいなあ」と
ひろきくんは言った。
唐田さんは素敵な子育てをしてきたんだろうな。
そして、それをひろきくんは見てきたんだね
ひろきくんに会えて良かった。
うまく言えないけれど、大切なことを教わった気がしました。

ウェルフェアトピックスでは昨日の「みんなのくるま2010」を
振り返りました。
午前中は講演を聴き、娘を連れて午後は自操型の福祉車両の
試乗・展示へ
電話出演して頂いた、(財)いしずえの増山さんが足で運転する車に
乗りました。華麗なる運転にびっくり。
運転できる車を試乗。
手がない方も足だけで運転。
握力ゼロで車いすという方もみえました。
障がいが重くとも、状態にあった車があれば運転ができる!
体験者の話を聞き、そう感じました。
そして、もっともっとそれを支援する制度が必要だと思いました。
(改造車を持ち込んで免許をとらなくてはいけないため
補助がないそうです!)
日本はまだまだ遅れているそうです。
ひろきくんも、いつか車が運転できるよ。
そして、世界が広がるね
尚、息子はお友だちのお母さんたちに
ボーリングに連れて行って頂きました。
ありがとうございました