ランチを食べに行ったとき、
たまたま隣りのテーブルに座っていた女性親子3代の会話が聞こえてきた。
「心配だから言ってるんでしょ。失敗してからじゃ遅いんだし。
あなたの為を思って言ってるのよ。」
「何でやる前から失敗って決めつけるの?
やってみなければわからないじゃん!」
「何でひとつひとつ経験しなくちゃいけないの?
経験しなくても、周りの話を聞いて理解してもいいんじゃないの?」
「でも、失敗するか成功するかはやってみないとわからないじゃん。」
・・・と、いうような会話。
具体的に、何に対しての失敗?心配?
娘は何をしたいのか?ということはわからなかったけど。
うーーーーん、聞こえてきてしまった会話とはいえ、
なぜかわたしが『めっちゃ、耳が痛い』・・・
たぶん、娘は高校生か?高校卒業したぐらいか?
という感じだったけど、
わたしもその頃は、めっちゃ強気で
何でもやってみたい!
成功させてやる!
でも、実際には何を?
ただの好奇心旺盛で後先顧みず?
・・・という、
何とも中途半端な、浅はかな考えだったのかもしれないけど。
でも、立場の違い、年齢、人生経験、じぶんが置かれている環境で
人それぞれ違うけど、
失敗か成功か?
それは誰にも決められないし、誰かが決めることでもない。
ただ、自分が後悔しない生き方をすればいいんだと思う。
そういう意味でわたしは、失敗したと思ったことはないし、
後悔したことは・・・1回ぐらいあるかな?
思わずランチを食べながら、
母親の言いたいこともわかるし、
娘の言いたいことは当然、十分わかるなぁ~・・・。
でも、親の言いたいことが理解できるようになったということは、
わたしも大人になった?オバサンになった証拠だなぁ~と
苦笑いしてしまいました
でも、『失敗』を恐れていては何もできないけれど、
何かやるときには、『心配』してくれている誰かがいる。
・・・ってことを、改めて感じさせてくれた場面でした。