TKC中部会 秋季大学2008に参加してきた。
【基調講演】 スポーツに見る勝つリーダー、負けるリーダー
講師は、TVにもよく出ているスポーツジャーナリスト、二宮清純氏。
21世紀リーダーの条件は・・・
『パッション』・・・情熱
『ミッション』・・・理念
『アクション』・・・行動力
だとおっしゃられていた。
講演を聞きながら、思わず大きく頷いてしまった。
そしてわたしはもうひとつ、
『コミュニケーション』・・・情報伝達
も、大事な条件で、上記3つに加えたいと思った。
『コミュニケーション』・・・辞書を見ると、
社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。
言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。
ここで大事なのは、『互いに伝達し合う』ということ。
よくあるのが?ほとんどが?部下から上司への報連相はあっても、
上司からの報連相がきちんとされていることは、少ないんじゃないかな?
あくまでもわたしの経験値だけど、ちゃんと報連相してくれた上司って、
今までひとり・・・しかいなかったと思う。
上司からって、連絡はある程度してもらえるけど、
(コチラから聞かないと、連絡もない上司がたまにいるけど・・・)
連絡以外に、仕事をしていく上で、必要な情報を提供してくれたり、
ときには上司から相談をされたりすると、
部下としては、嬉しいものであり、単なる上司ではなく、
対人間として、お互いの存在を認め合えるような気がする。
でも、こういう上司って、ホント少ないよね。
だからこそ、こういう上司って、出世もしているし、
いろんな人からも好かれているし、『できるリーダー』なんじゃないかな。
信念(理念)の元に、熱い気持ち(情熱)を持って、スピード感を持って行動する。
ホント、納得できる・・・
また、
『組織を強くするための人づくり』をしなければならない。
そのために、
『適材・適所・適時』を、見極められることがリーダーとして大切。
だともおっしゃられていた。
『最高の人財で最高の組織をつくる』ことは理想だけど、
『今いる人財で最高の組織をつくる』ことができるリーダーこそ、
本物のリーダーである。
わたしはついつい、『じんざい』を『人財』と書いてしまう。
『人材』(材料)を『人財』(財産・資産)として育てることができるのが、
リーダーだと思っている。
それは、リーダーのコミュニケーションのとり方にかかっているとも思っている。
二宮さんのお話は、実際にみんなが知っているスポーツ界の人を話題に、
わかりやすく、楽しかったですっ♪