≪富士通 米大手に売却へ≫
~ハードディスク駆動装置、年商3300億円 電機、最大級の撤退~
富士通は、2008年3月期の連結売上高営業利益率、3.8%を
2010年には5%以上に引き上げる計画の中、
長年の懸念であり、収益性の低いHDD事業を米ウエスタンデジタルへM&Aを行う。
選択と集中を行って、利益率向上のための策であるが、
売却後も1万5千人の従業員の継続雇用をウエスタンデジタルに求めているようだけど、
果たしてどうなるのか?
経営資源であるヒト・モノ・カネ・情報のうち、モノとカネについては、
新聞から読み取ることはできるけど、
ヒトと情報に関しては読み取ることがなかなか難しい。
モノはどんな事業、どの部門など明確になっているし、
カネもヒト・モノ・情報についての相応の対価なんだろうけど、
ヒトに関しては、たとえ継続雇用であったとしても、
賃金保障(給与体系)が維持されたとしても、
『富士通』というブランド、愛社精神、企業文化・・・
従業員の帰属意識、モチベーションが今後どうなるのか?
これは、今後の課題になってくるだろうなぁ。
かといって、転職・・・も、なかなか難しいところもあるし。
ホントに自分をしっかり持って働かないと!
いろいろな状況に柔軟に考え、決断できる自分が必要不可欠だと思った。