昨日から新年度の始まり。
新社会人、新しい職場への異動など・・・
出会いと別れ・・・4月は『出会い』が多いとき。
1月は、年明け・お正月・・・ということで、自分自身の今年の目標!を
立てることが多いけど、
4月は企業が、学校が・・・年度初めということで、今年の目標を立てることが多い。
企業の目標は、あくまでも数値的な目標がメイン。
売上が!利益が!契約件数が!・・・などなど。
組織編成も変わったりする。
そして、働く人たちはその目標を達成するために、また目標を立てる。
目標を達成するためにどうしたらいいか?
それぞれの立場でのいろいろな目標達成への考え方、目標達成への道のりなど、
関わってる人の数だけあるけれど、
うまくベクトルが合わないと目標達成も難しい。
いくら『仕事ができる人(数値的に)』がいたとしても、結局、それを活かせる組織でなければ、
『仕事ができる人』も力を思う存分発揮できない。
上司は上司として、部下は部下として、与えられた立場もしっかり全うしていかないと
組織としては成り立っていかない。
上司として、部下として、根本的な考え方を教えてくれる、
わたしのバイブル的な書籍が、『上司の哲学』 と 『部下の哲学』。
~上司の哲学~
1.夢を与える
2.考え方を示す
3.ほめる
4.熱意を評価する
5.能力を引き出す
6.耳を傾ける
7.仕事を任せる
8.差別をしない
9.自分より優秀な人材を育てる
10.叱った後のフォローをする
11.雑談を大事にする
12.率先垂範する
13.秘密をつくらない
14.声をかける
15.部下を見て話しをする
16.「なぜ」を説明する
17.訴える
18.部下に感謝の念をもつ
19.女性の部下を意識しない
20.運をつかむ
結び.人間的成長こそ
~部下の哲学~
1.熱意とやる気がある
2.誠実である
3.明るさがある
4.思いやりがある
5.信念と使命感を持つ
6.すぐに行動する
7.シャープになる
8.聞き上手である
9.叱られ方がうまい
10.他人を立てる
11."けじめ"をつける
12.工夫をする
13.報告・連絡・相談をする
14.プラスαの仕事をする
15.勉強、努力をする
16.記号言葉をうまく使う
17.遅刻・早退・無断欠勤をしない
18.虚勢を張らない
19.素直な心を持つ
20.目標を立てる
この2冊は、3年前に初めて読んで、それからもう幾度となく読み返している。
最初、人に勧められて読んだんだけど、
1番最初は、否定的な読み方をしていた。
上司の哲学を読んで、自分の上司を思い浮かべ、
「ここ、全然できてないじゃん!」とか、「わたしの上司も、こうだったらいいのに」とか、
「この部分は、わたしの上司もあてはまってるなぁ」とか。
部下の哲学を読んでも、否定的。
「こんなこと、できないよ」とか、「こんなに優秀なら、上司要らないじゃん」とか。
ホント、他責的。![]()
自分の・・・じゃなく相手の責任にしてしまっているんだから。
でも・・・2度、3度読み込んでいくうちに、
素直に・肯定的に、この書籍が何を言いたいのかわかってきた。
さらに・・・
今は、何度も読み返して、自分の行動を振り返り、反省したり、
今後の自分のためにどうしたらいいか考えてみたり。
何回も読んでいくと、すごく奥が深いし、単純に全部できればホントに理想だけど・・・
ただ、できればいいだけじゃないところが、組織の難しさ。
今、関わっている人たちと創りあげていく組織だから。
だからこそ、わたしのバイブル的な書籍。
自分への気づきの1冊として・・・
読んだことのない人はぜひ、読んでほしいと思う書籍です。

