今、読んでいる本。
最近、『メンタルヘルス』という言葉をよく耳にするし、
実際、会社でも社員向けにメンタルヘルス講習会や、専属産業医がいたりして、
けっこう力を入れているみたい。
商工会議所が行っている『メンタルヘルス・マネジメント』という資格にも
ちょっと興味があって、試験概要やテキストを見てみたけど・・・
著者も「はじめに」で書いているように、
医療や学術、労働関連法規の視点から語られているものばかりで
『知識』として学べるのかもしれないけど、
『実務』としてはとてもじゃないけど、役に立つとは思えないような書籍が多く、
『実務』に役立てるための、もうワンクッションが必要だと思う書籍が多かった。
メンタルヘルスは「場」の病、経営理念、組織設計、ビジネスモデル、
人事評価制度といった部分にも及ぶ、経営の根幹の問題だということを、
言い切っている著者に共感。
まだ、途中までしか読んでないけど、すごく面白い一冊。