攻めのライン引き釣法?
15年ほど前から土曜日の朝はFMヨコハマのアウトドア番組「ザバーン」を聴くのを習慣にしています。
釣りに行く時はその途中のクルマの中や船宿での釣り準備中に片耳イヤホンで聴いてますし、釣りのない土曜日は朝のランニングのお供にしています。
先週の番組を聴いているとDJの井出さんが「金沢八景の弁天屋ライトタックル鯵に行った」と話されていました。
そして昨日の土曜日、同じ弁天屋ライトタックル鯵に行くため朝3時に起きて少し時間があったので「ライトタックル鯵釣りでできるなにか工夫があったら教えてください」と番組に投稿してから出掛けました。
婿殿のハリアーに乗って朝5時半に弁天屋さんへ到着。午前鯵船は混んでましたが左舷ミヨシの1番2番が取れました。
片耳イヤホンでザバーンを聴きながら準備していると夜中に投稿した自分のメールを井出さんが読み始めました。「おおっ!」と思って聴いているとライトタックルの最新テク「ライン引き釣法」を解説してくれました。
「なるほど、やってみよう」と思いつつ7時20分に出船。
船は20分ほど走って横浜の根岸湾へ。
水深15mほどと浅いポイントで釣り開始。
35号のアジビシにイワシメンチを詰めて二本針仕掛けを投入。
着底から普段は1mでコマセを巻き2mでコマセを撒いて待つところを、ライン引き釣法では、
50センチで小さく撒きさらに1m、1.5m、2mと4回に分けてのコマセワーク。そして2mからゆっくりと竿を聞きあげてくる。すると、
難なく1尾めが釣れました。
「そうか!これがライン引き釣法か!」と納得することに。
婿殿にも、
24センチくらいの真鯵。
今日はいいかも。と思ってたらアタリが遠くなってきました。
それにライン引き釣法をやっていると何故か仕掛けが絡むトラブルが頻発。
手前祭りを解くのに時間を使い手返しが悪くなる。アタリもなかなか出ないのでいろいろ少ない引き出しを試してみる。すると船長アナウンスが、「反応少し高いかなー、2.5mくらい」
では、1mで撒いて、2mで撒いて、そこからゆっくり2.5mまで上げて待つ。30秒くらい。
すると、
アタリが出てきた。
今日は2.5mでじっくり待つのがいいみたい。
9時半ごろにやっとパターンを掴めてようやく連発。時には取り込みバラシもありながらポツポツと数が伸びてきた。
そして10時半に沖あがり。
結果、自分22尾。婿殿大健闘の13尾。
攻めのライン引き釣法もいいけど、この日は待ちの釣りでした。
船中釣果は4-45、やはり上手い人は釣りますねー。
帰港後、ランチを摂ってから帰路へ。
13時半に帰宅出来ました。
改めて今日の釣果、
最大は24センチ。金色の旨そうな鯵です。
これを、
お造りに、
握りに、
鯵フライに、
どれも美味しい。
婿殿が釣った13尾は、
背開きのやり方を教えてあげて、彼自身で彼が釣った釣果は自分で処理して干物にしましたよ。
釣って捌いて食べるまでが釣りですからねー。
こうして合計35尾の鯵は美味しくいただけそうです。50も100も釣れたら面白いだろうけど、後のこと考えたら20尾くらいがちょうどいいかもね。
イレグイもいいけど悩みながら工夫しながらの鯵釣り、楽しいですね。