シケの東京湾でスリルゲーム | 毎日釣りのことばかり・・

シケの東京湾でスリルゲーム

先月、キャスティング東久留米店で衝動買いしてしまったダイワのスリルゲーム73 MH-195。

これを早く使いたくて釣り物を考えてました。

ヒラメやアマダイ、それにタチウオなんか良さそう。釣り物に悩みながらこの三連休の天気予報とも睨めっこして船宿を予約しました。


2月24日土曜日、着いたのは新安浦港の長谷川丸さん。

今回はタチウオを天秤餌仕掛けで釣ります。


5時半に受付すると釣座は右舷ミヨシ2番に決められてました。自分の好きな釣座でよかった。

朝食は日清のカレーメシを初めて食べました。コレなかなかいいですね。

待ってる間に釣り人がどんどん乗ってきて満員御礼。テンヤ、天秤、ルアーと3種の釣り方が混じってます。

7時15分出船。沖に出ると東京湾は大時化。

風は強く波も立っていて船は速度を出せません。

バタンバタンと波に船底を叩きつけながら船長の慎重な操船。釣り場までは40分も掛かりました。


着いたのは浦賀水道の航路の脇。

スリルゲームに60号オモリの天秤仕掛けで、

餌は鯖の短冊を使って釣り開始。水深は50mくらい。


最初はショートピッチのシャクリで底から15mほどを誘ってみました。

するとロッドがズンッと抑え込まれた。

コレコレ、コレがタチウオの引き。

スリルゲームはオモリ負荷の割には細くて華奢な感じがするけどなかなかのトルク。曲がりの調子も良くていい感じです。


8時18分、最初の1本が難なく釣れました。


その後、アタリが遠くなり空振りの流しもありで誘い方をいろいろ試してみました。

今度はスローピッチの大きめなシャクリ。

するとアタリが!

天秤タチウオ釣りはアタリが出てから掛けるまでの駆け引きが楽しいですよね。

もちろん乗らないアタリもありました。

そうそう、鯖餌ですが自分はこんな感じで腹側からちょん掛けにしています。

もちろん餌だけ取られることもありますが、縫い刺しより短冊が自然とヒラヒラする感じがします。

そしてスリルゲームの感度がよくてこの鯖餌がタチウオに食われてなくなり空針になるとシャクリの感触でわかるのです。鯖餌ひとつの重さ、水抵抗を伝えてくれる。ほんといい竿です。

シケの中、魚の活性はまずまず。

11時14分、ツヌケしました。


もう満足です。

カップヌードルを食べて休憩。休み休み釣りするのが自分のスタイルですよ。

そうこうしていると11本目には今日1のサイズが。

ロッドを引き込む強い手応えで上がってきたのは106センチ。ドラゴンまではいきませんがロッドの名前通りスリルあるやり取りが出来ました。もう満足。


そうして沖あがり直前にあがりタチウオを釣って、13時12本で沖あがり。


船中1-23。お頭は自分の右隣りの天秤氏でした。

海はシケてたけどこれだけ釣れれば満足です。タチウオ釣りはジギングも楽しいけど天秤餌釣りもいいですね。


帰港後すぐに帰路へ。


15時40分帰宅出来ました。

そこからタチウオの処理に入ります。

細めのタチウオは三枚卸しにして巻きます。

満天青空レストランでやってた「タチウオバターロール焼き」を造ってみました。コレ最高!

定番の梅紫蘇巻き天ぷらも。


太めのタチウオは麹味噌漬けに、


お刺身はこれまで食べたタチウオの中で一番美味かった。冬のタチウオは脂のノリが違いますね。


塩昆布和えは冷酒のアテにバッチリ。


尻尾付近の身は南蛮漬けに仕込みました。

結果的には12本の釣果はちょうどよかった。

釣ってヨシ、食べてヨシの冬のタチウオは最高ですね。


みなさん、今回も応援ツイートとたくさんのイイネをありがとうございました。

「お疲れ生です」