婿殿の沖釣りデビュー | 毎日釣りのことばかり・・

婿殿の沖釣りデビュー

昨年12月にうちの娘が彼氏と入籍して我が家のすぐ近くの賃貸マンションで新婚生活をしています。その彼氏がなかなかの好青年で人懐っこくて「今度釣りに連れてってください」と言っていたので昨日の土曜日に二人で釣りに行くことに。

婿殿の沖釣りデビューに選んだ釣り物はタチウオジギング。

理由は基本的にメタルジグを落として巻けば釣りとして成立するし、もし魚が掛かったらヒキは強いのでそのダイナミックさを味わって欲しいから。それにタチウオジギング用の道具をふた揃い持っていた、と言うのもあります。


朝5時半に新安浦港の長谷川丸さんに到着。

右舷の胴の間に二人並んで釣座を構えました。

出船までの時間を使って一通りの釣り方の説明と注意点を伝えます。

なにしろタチウオの歯は鋭いしトリプルフックは危険なので怪我だけはさせたくないと思っていました。

そして彼に与えた目標設定は3本。うち1本はメーターオーバーとしました。


7時15分出船。

ポイントは猿島沖の60mほどの水深。

130gのメタルジグを使って釣り方を説明します。

すると幸先よく自分のロッドにタチウオのアタリ!難なく1本目が釣れます。

婿殿はやはり初めてのジギング。やはやロッド操作がぎこちない。そこで彼のロッドを自分で手に取って「こう言うふうに・・」と説明しているとガツンとアタリ。ロッドを彼に渡して上げてタチウオの引きを経験してもらいました。

そうして彼も1本上げたのですが掛けたのは自分なのでこれはノーカウント。


その後だんだんと彼のジギングも様になってきてようやくヒット!でも強烈に引くタチウオとリールの巻き上げ加減がうまくいかず痛恨のバラシ。

そしてまたヒット、またバラシ。

さすがに悔しそうだけど魚の手応えは感じたので楽しそうに頑張ってました。

そして8時40分。彼に3回目のヒット。

今度は慎重に慎重に巻き上げる。

取り込みも自分でできて婿殿人生初のタチウオを釣り上げました。

満面の笑み、嬉しそう。

型は細めですが記念の1本。自分もホッとしました。


さて、自分の釣りはと言うとどうもしっくりいきません。

釣り開始直後に釣れたもののその後サッパリ。

忘れてた頃にたまにポツリと釣れるものの型はイマイチ。


11時になり二人でランチタイム。

コンビニの冷やしたぬきうどんを食べる。

釣りに夢中になるのもいいけど休憩も入れないとね。その休憩中「いやぁ楽しいっすね!」と婿殿も満足そう。

釣船に乗るのも初体験、キス釣りや鯵釣りではなくいきなりタチウオジギング。たぶん感触として新鮮なことがいっぱいあったのでしょう。


休憩後も一生懸命釣りをして13時沖あがり。

結果、婿殿3本、自分も3本、レクチャー中に釣れた1本で計7本。

彼に与えた目標も数では達成したので大健闘でした。メーターオーバーは次回にとっておきましょう。それに怪我なく最後まで頑張ったので合格です。

ちなみに船中は0-18。テンヤ釣りの方にボウズが出たようで竿頭はルアー釣りの方でした。


帰港後すぐに帰路へ。

15時半に我が家に帰ると娘も旦那の帰りを我が家で待っていました。

彼がお風呂に入って着替えているうちに7本のタチウオを捌きました。


細いタチウオも無理やりお造りに。

そして定番の梅紫蘇巻き天ぷら。

あとは塩麹漬けと一夜干しにして婿殿のご実家にクール宅急便することにしました。


夜はタチウオを肴に宴会。

ほんとに今日のタチウオジギングが楽しかったようで良い一日になりました。

婿殿の沖釣りデビュー、無事に終えられてこちらもホッとしましたよ。